USで市場急成長中のVideo Exchange、日本でもサービス開始

Video Exchangeは、動画や音声を使用したリッチな表現が可能なビデオ広告と、ディスプレイ型広告関連のアドテクノロジーであるRTB、DSP、オーディエンスターゲティング等が融合した新しい広告手法。

他のディスプレイ型広告と同様、オーディエンスデータや地域データ等のターゲティング技術を活用できることや、アトリビューション解析システムと連結することにより、CTRやCPCなど、ビデオ閲覧後のユーザーアクションを可視化する事が出来るようになることから、現在USで市場規模が急拡大中。昨年からUSのアドテクノロジー市場をにぎわせており、2012年には約31億ドルの市場が形成されていると予測されている(注)。

そんな中、日本でもとうとうVideo Exchangeが動き出した。アド・ネットワークスが日本初となるVideo Exchange「AGORA」のサービスを開始。同社と業務提携したオムニバスはOmnibus Networkと「AGORA」を連携し、エクスチェンジ経由でのビデオ広告の配信を開始した。

今後オムニバスは、動画プレーヤーとの連携を強化することで順次ネットワークを拡大しつつ、Omnibus Networkの機能であるオーディエンスターゲティングやアトリビューション解析サービス「Pandora」を導入することで機能強化を行っていく模様。

(注)出典: eMarketer, September 2011.

▼USにおけるVideo Exchange動向の詳細は以下。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/u/2012/09/05/13576

▼オムニバスによるVideo Exchangeサービス開始に関するプレスリリースは以下。
http://e-omnibus.co.jp/#200019

57-atori_academic.jpg
【アトリくんの視点】
ビデオ型広告の今までの経緯にもあるように、ビデオ広告が普及して来なかった大きな原因の一つが効果測定の難しさでした。アトリビューション分析でビデオ閲覧後のユーザーアクションを可視化することができるようになることで、日本でもようやくビデオ広告の普及への足がかりができた、とも言えそうです。そういう意味でもアトリビューションが果たす役割は大きいですね。
また、Video Exchangeをきっかけにして、ますますTVとウェブを活用したオフライン/オンライン双方のプロモーションの連携度合をさらに深めていくという点において、アトリビューションマネジメントが大きな意味を持つと期待されます。

コメント