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    <title>アトリビューション Attribution Managementの情報サイト Attribution.jp</title>
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    <updated>2012-05-18T09:43:01Z</updated>
    <subtitle>アトリビューション Attribution Management/Modelingについての最新情報サイト</subtitle>
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    <title>Adometryがメディア配分の予測ツール Media Modeler™ をリリース</title>
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    <published>2012-05-18T09:09:44Z</published>
    <updated>2012-05-18T09:43:01Z</updated>

    <summary> Adometryのリリースが続いています。 前回のテレビのアトリビューションに...</summary>
    <author>
        <name>岡田吉弘</name>
        <uri>http://www.attribution.jp/</uri>
    </author>
    
        <category term="ソリューション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="adobe" label="Adobe" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="adometry" label="Adometry" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="予測分析" label="予測分析" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<div style="text-align: center;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Adometry_Logo.png" src="http://www.attribution.jp/Adometry_Logo.png" width="200" height="72" class="mt-image-none" style="" /></span></div>

<p><br />
<a href="http://www.adometry.com/">Adometry</a>のリリースが続いています。</p>

<p>前回の<a href="http://www.attribution.jp/000121.html">テレビのアトリビューション</a>に続いて、広告キャンペーンの変更によって訪問数やコンバージョン数などの指標がどのように変化するのかを予測するツール、Media Modeler™ をリリースしました。</p>

<p><br />
<a href="http://www.adometry.com/news/release.php?id=35">Industry Leader Adometry® Launches Advanced Attribution-Based Media Modeler for Online Marketers</a></p>

<p><br />
プレスリリースでは、今回の予測ツールの登場によって、広告キャンペーンについて行った最適化アプローチが、リーチや訪問数、コンバージョン数を含めたさまざまなKPIにどんな影響があるかをモデル化することができ、広告主がメディアの配分や調整を行う際の意思決定の一助になるだろうと伝えています。</p>

<p><br />
Media Modeler™ には以下の機能が含まれているようです。</p>

<p><strong>キャンペーンのインパクトレポート</strong><br />
キャンペーンの変更がどのようにKPI に影響するのかを瞬時にレポートする機能<br />
<strong>ECPA分析</strong><br />
過剰投資を避けるための、効果的なCPA（eCPA）の識別機能<br />
<strong>メディアプラン最適化</strong><br />
最適なメディア配分を決めるために Adometry Attribute™ の結果を組み合わせる機能</p>

<p><br />
<table border="0" cellpadding="5"><br />
  <tr><br />
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ウィンクするアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_wink.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td><br />
    <td>【アトリくんの視点】Adobe Digital Marketing Summit でも<a href="http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/05/18/12722">予測分析の話がされていた</a>とおり、現状分析から得られた知見を予測分析に活かしていく流れは既定路線ですね。今後、日本にも徐々にしていく流れになるのではないでしょうか。今後も注目のトピックですね！<br />
</td><br />
  </tr><br />
</table><br />
</p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>アトリビューション特別対談：株式会社イプロス友澤大輔 ×　アタラCOO有園雄一</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000124.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.124</id>

    <published>2012-05-17T03:58:31Z</published>
    <updated>2012-05-17T05:02:46Z</updated>

    <summary>             特別対談です！今回は、株式会社イプロスの友澤大輔さんに...</summary>
    <author>
        <name>杉原剛</name>
        <uri>http://www.atara.co.jp</uri>
    </author>
    
    <category term="アタラ" label="アタラ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="イプロス" label="イプロス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="対談" label="対談" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アカデミックなアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_academic.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>特別対談です！今回は、<a href="http://www.ipros.jp/">株式会社イプロス</a>の友澤大輔さんに、今までのご経歴の中におけるアトリビューションマネジメントへの取り組みや現在、将来展望などを伺っていきます。</td>
  </tr>
</table>

<p>-----------------------------------------------------------------------------------------------------------<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 イプロス | アタラ" src="http://www.attribution.jp/ipros/ipros01.jpg" width="500" height="330" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>アトリビューションは日本の広告市場の活性化のために必要だ</font></strong></big></p>

<p>有園：今回は、イプロスに転職された友澤大輔さんお迎えしてお話を伺います。友澤さんは業界で有名なので、ご存知の方も多いと思いますが、改めて自己紹介をお願いいたします。</p>

<p>友澤：友澤大輔と申します。社会人暦は18年ほどになります。元々は、ベネッセに在籍しており、DMやインターネットサービス、CRMの立ち上げを行っておりました。その後、プライスウォーターハウスというCRM系のコンサルティング会社を経て、ニフティへ移った後、リクルート、楽天へ行きました。</p>

<p>有園：リクルートに入られたのは、いつ頃ですか？</p>

<p>友澤：2005年頃です。リクルートは沢山の広告を扱っていますが、第三者配信の取り組みは日本初ではないかと思います。私は、アドテクノロジーを事業成長の糧にする実践的な取り組みとして第三者配信による全社でのネット広告予算の最適配分を実践し、ARINAというMVPのような賞をいただきました。そこから、深くデジタル広告の運用に関与するようになりました。<br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 イプロス | アタラ1" src="http://www.attribution.jp/ipros/ipros1.jpg" width="350" height="421" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
有園：私が友澤さんの名前を知ったのはリクルート在籍時だと思います。リクルートは独自で第三者配信をサービスとしてやっていらっしゃるのですか？</p>

<p>友澤：そうです。今、リクルートでも独自のアドネットワーク事業をやっていますが、その前進として全社のネット広告費の最適化を推進するプロジェクトやっていました。リクルートは自らが広告主であり、媒体社であるという特殊なポジションでした。このポジションを上手く活かして、いかに、ユーザーとのコミュニケーションを最適化するか、新しい集客手法の開発に取り組むか。それが命題でした。独自にアドテクを活用し、データを取得して改善する日々でした。それに挑んでいたのがリクルートの初期の時代ですね。</p>

<p>有園：その後はどのような活動をしていらっしゃったのですか？</p>

<p>友澤：2011年までは、IMO、IM室という全社のネットマーケティングのスタッフ部門的立場で全社横断的に、様々な事業の重要案件に関与してきました。このなかでもアドエクスチェンジやAudience TargetingやAttribution分析などに従事し、2011年にご縁あって楽天へ行きました。楽天では、広告事業企画室室長という立場で全体戦略立案やオーディエンスターゲティングなどの開発に関与しました。その後、家庭の事情で職を辞し、今に至るという流れです。</p>

<p>有園：イプロスへ転職されたのが今年（2012年）4月ですね。イプロスではどのような活動をされているのですか？</p>

<p>友澤：キーエンスグループであるイプロスは製造業のマッチングビジネスを展開している企業で、月間数百万のユニークユーザーを有しており、約数万社のクライアントを有しています。製造業に特化したマッチングビジネスで業績も非常に好調です。私は、グループ全体のインターネットサービスの改善や新しいサービス開発などの統括をさせていただいております。</p>

<p>有園：引き続き、インターネットを中心としたマーケティングに携わっているのですね。</p>

<p>友澤：そうですね。今まで、ずっとBtoCをやってきました。なかでも結果的に、EC系のようなダイレクトレスポンス型事業モデルに長く携わってきました。ダイレクトレスポンス型事業モデルは効果がはっきり分かるぶん、効率性を求めるようになります。そこでの経験から、効果の高いインターネット媒体による集客運用ノウハウを身につけました。広告主の立場では「CPC」「CPA」などわかりやすい指標で運用することで効果を出すことができました。しかし、リクルートや楽天で媒体社や代理店の立場に立ったときに、自分たちが運用してきた手法で広告主と媒体社はWin-Loseの関係になっていると気づかされました。「この関係が維持する以上、日本のネットマーケティングは成長しない」と感じ、BtoBにその活路を見いだそうと決心しました。BtoBマーケティングはまだまだ進化する余地があると思いますし、アクション以外の価値、認知してもらう価値などを作れるのではないかと思ったのです。現状、アトリビューションの可能性を信じて、広告主、媒体社、広告代理店などと日々議論し、チャレンジしている毎日です。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>■アトリビューションに取り組むきっかけ</font></strong></big></p>

<p>有園：なるほど。それでは、アトリビューションについてお伺いします。友澤さんとアトリビューションとの関わりなど、ご経験を教えていただけますか。</p>

<p>友澤：実は、3、4年前のリクルートにいた頃、マイクロソフトが買収したアトラスのエンゲージメント・マッピングに、とても感銘を受けました。色々な広告手法が重なって分析されていたんです。マス広告は1つの手法で大きな消費行動を生み出そうとするアプローチに見えますが、ネット広告はイチローがヒットを積み重ねるかのごとく、小さな施策を複数重ねていくことで真の効果が出るものだという確信がありました。各施策の直接効果だけをみて施策の善し悪しを判断していたのでは、見誤るのではと感じたわけです。たとえば、CTRが0.1%ぐらいの場合、99.9%に対する価値はないのか？などです。そこで、各施策の間接効果を加味して分析することにチャレンジするようになったのが、いま思えばアトリビューションに取り組むきっかけだと思います。<br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 イプロス | アタラ2" src="http://www.attribution.jp/ipros/ipros2.jpg" width="500" height="350" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
有園：広告主としての立場でアトリビューション分析をされていたのですか？</p>

<p>友澤：そうです。</p>

<p>有園：媒体社側の経験もおありですよね。クリック以外の99%のインプレッションに疑問があったのは、広告主と媒体社の両方を経験されていたからでしょうか？</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>■間接効果を考えないとキツイ</font></strong></big></p>

<p>友澤：リクルート時代は、各事業部から広告予算をあずかり、運用代行をしていました。媒体社からCPMで仕入れて事業にはCPAなどの成果で売っていたのです。様々な事業を横断運用してくる中で、検索広告とDisplay広告の関係性やAudience Targetingの可能性を追求することを実践していました。その中で、広告主としてディスプレイをやるにしても間接効果を考えないとキツイと感じました。</p>

<p>有園：なるほど。</p>

<p>友澤：楽天へ行って広告事業企画室長をやる機会があったのですが、今度はデータを活用した新しい広告商品を売ろうとすると、実施する前から「CPAはいくらになるの？効果はよくなるよね」と、それ以外の効果をすべて否定されるような発言をよく耳にしました。デジタル広告全体の成長を考える場合、広告主と媒体社と代理店の三者が良い関係を構築する必要があります。そのための共通言語、目標が「KGI」「KPI」なのですが、現在は盲目的に直接効果のCPC、CPAになっていることで誰も得をしていないと感じました。広告主にとっては無駄な出稿をやめて、より効果のある施策に予算を配分できるように。媒体社にとっては、自身が何の効果に対して貢献できうるのかを見定め提案できるように。代理店には、全体を統合して最適なプランニングができるように。この3つを同時に実現させていくためにはアトリビューションが必須だと考えています。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>■アトリビューション分析の失敗</font></strong></big></p>

<p>有園：当時、リクルートではマルチセッションでの分析をおこなっていたかと思います。コンバージョンパスデータを取得してやっていたのですか？</p>

<p>友澤：そうです。データが膨大すぎるので、数セッションくらい前まで取得して分析していました。</p>

<p>有園：具体的にお聞きできますか。</p>

<p>友澤：「旅行」や「住宅」といった特定事業のなかでは、サーチ、アライアンス、アフィリエイト、もちろんディスプレイ等様々な手法を実施しています。それぞれの関係がどのようにコンバージョンに貢献しているかをワンセッションではなく分析していました。本来は、その価値をそれぞれの流入経路に返すのがプロジェクトの目的でした。しかし、当時は、それぞれの関係性が少ないという結果に至ってしまったんです。　</p>

<p>有園：それは、どういうことでしょうか。</p>

<p>友澤：例えば、サーチとディスプレイをやったら単体でやるよりもアクション数が増えるというのが、最初に出した仮説でした。でも、当時は上手く数値で証明できませんでした。</p>

<p>有園：上手く出来なかったのは、どのような理由が考えられますか？</p>

<p>友澤：当時は、ビュースルーのデータが処理できる環境がなかったのです。現在は、並列分散処理をHadoopなどで実現できます。しかし、当時はその辺をSPSSでやっていました。モデルは現在でも通用するものでしたが、そのモデルを活用するのに有意なデータや各種非構造データを構造化するまでに、かなりの時間を要したのでできなかったのが理由です。また、本当に成果を出すために必要なデータは、アクセスログやアドサーバーなど様々な場所に分散されています。それを、蓄積、初期処理をするためのH/Wに多大な投資が必要でした。そのROIが当時は算出できなかったのも理由でした。</p>

<p>有園：当時は、リクルートが望むような効果は得られなかったということですか？</p>

<p>友澤：正確には、分析結果によってコストカットができるロジックまではできました。しかし、そのカットした予算をどこに最適配分するかの答えまでたどりつきませんでした。アトリビューション分析をして得たい価値は皆さんそれぞれあると思いますが、当時の目的は「アクション数を増やしたい」というのがテーマでした。そのような中で、過去の分析を元にして出てくる答えは「アクションに貢献が少ない広告群」という結果でした。そうすると、営業効率性は高まりますがアクション数は若干減ってしまいます。それを補うために他の手法を活用したかったんですが、当時は目的に沿う広告手法がありませんでした。結果、効率的にはなったのかもしれませんが、売上げ増加には貢献できませんでした。<br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 イプロス | アタラ3" src="http://www.attribution.jp/ipros/ipros3.jpg" width="500" height="230" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>■ディスプレイ広告の価値を再発見</font></strong></big></p>

<p>有園：そのような失敗を経験しつつも、アトリビューションを前向きに捉えている理由はなんですか？</p>

<p>友澤：ひとつは、今の日本の状態に理由があります。</p>

<p>有園：日本の状態？</p>

<p>友澤：アメリカもそうですが、日本はサーチに依存しています。これから、広告主がますますサーチに乗り出せば確実に入札価格が上がります。このようにサーチ偏重での短絡的なデジタル広告施策だと、結果的に必要とする効果を出すことができず、デジタルの広告効果が悪いという印象を持つ広告主を増やす可能性があると考えています。サーチの効果をさらに高めるためにも、そしてデジタル広告のオプションを広げるためにも、次に広告在庫が多く、様々なテクノロジーで進化を遂げているディスプレイ広告に目をつけました。</p>

<p>有園：なるほど。アトリビューションによってサーチだけではなくディスプレイ広告の価値を再発見できるはずだということですね。そのことによって、日本のデジタルの広告効果もよくなることにつながっていくのではないかという期待があるんですね。</p>

<p>友澤：はい。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>■短期的なROASを見ているだけでは駄目</font></strong></big></p>

<p>有園：ところで、さきほどの話しでは、アトリビューション分析をやって無駄がたくさん見つかり、それを切った途端にROIが良くなったと。</p>

<p>友澤：はい。</p>

<p>有園：でも、ROIは良くなったけれど、コンバージョンの増加までには至らなかったということですね。</p>

<p>友澤：そうです。</p>

<p>有園：私自身アトリビューションやリスティング広告のコンサルティングをやっています。たとえば、ROASの目標が2000%のクライアントがいたとして、目標を達成する過程においては無駄を省いたほうが早いので、無駄を切って出稿金額を減らしました。そうすると次は、2000%をキープしつつ現状の1億5000万円の売上を2億にしてほしいというような要望が出てきます。この辺の課題は非常に厳しいと思いますが、友澤さんのケースではいかがでしたか？</p>

<p>友澤：無駄を省いて効率化したあとに売上を増やすには、効率化させた広告予算で他の新しいアクション数を増やす手法を編み出す必要があります。これがデジタル広告に限って言うと、日本の場合、サーチの次に有効だと考えているのが、ディスプレイ広告です。ただし、ワンセッションのような直接的・短期的な効果を生み出しにくいディスプレイ広告を、ビジネスゴールであるコンバージョン向上や売上向上につなげていく仕組みを、どのように作っていくかが課題だと考えています。ブランド広告主が安心して様々なデジタル広告手法に予算をシフトできるような仕組み（ソリューション、指標など）を見いだすことが、ITの力でできるのではないかと考えています。また、ダイレクトレスポンス的なビジネスゴール以外の指標、たとえばブランドアウェアネスなどの間接的な評価を組み込んだ、各デジタル広告の最適役割配分と広告予算全体の最適配分を決めていくというマーケティング戦略が不十分であると言うことも課題だと考えています。</p>

<p>有園：なるほど。いくつか論点がでたので、いったん整理します。アトリビューションによって、ROASを高めて目標を達成することができた。ただし、ROASをキープしたまま売り上げを上げようとすると、短期的なROASを見ているだけでは駄目だという課題が出てきたのですね。</p>

<p>友澤：はい。</p>

<p>有園：それで、バナー広告が影響を与えられるということをアトリビューションで示せて、なおかつ結果的に売り上げ増加につながるというアプローチが取れるといい、ということですね。</p>

<p>友澤：そうですね。<br />
 <br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 イプロス | アタラ4" src="http://www.attribution.jp/ipros/ipros4.jpg" width="350" height="374" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>■アトリビューションと売上向上の関係</font></strong></big></p>

<p>有園：私自身は、さっきの例でいえば、ROASの2000%をキープしながら売上目標2億が達成できたのですが、なぜ出来たかというと、理由はリターゲティングです。リスティング広告だけでは1億6千万円くらいしかいかなかったのです。リターゲティングもセッション単位だけで見れば上手く伸ばしきれません。しかし、通常配信のバナーも使ってリターゲティングできる母数を徐々に増やしていくことで、現在のところ、ROASをキープしながら売り上げを伸ばせています。そこで効いたのが、アトリビューション的な見方でした。すべてのクライアントで効果があがるかどうかは分かりませんが、こういったデータはアトリビューション分析をすることで取れるようになりました。ただし、課題として強く感じているのは、友澤さんもおっしゃっていた売上向上との関係性がよく分からないままであるということです。</p>

<p>友澤：広告主としても、非常に短期的に物事を考えて、ゴールを何かしらの短期的なコンバージョンとしてしまいがちです。やはり、効率はサーチが最上で、いろいろなリターゲティングなどを組み合わせていくという文脈でディスプレイ広告はコンバージョンに寄与していきます。しかし、こういった「焼き畑」的マーケティングでは長続きしません。維持するには、種をまいていかなければいけないと思います。その種まきとなる各種データの獲得やコンテンツの制作に対する広告主の理解が、まだまだ乏しいと感じます。データマイニングをやれば全ての問題が解決できるとか、テクノロジーを導入すれば解決できるという風に誤解している方もいらっしゃると思います。アトリビューション分析をやれば効果があがると思う人がいるなら、それは大きな間違いです。ただし、そのような課題を解決するためのヒントを与えてくれるのはアトリビューション分析かもしれません。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>■アメリカではアトリビューションが根付いている<br />
</font></strong></big></p>

<p>友澤：ディスプレイ系のセッションの中で面白かったのが、CPC、CPAといった言葉がほとんど出てこなかったことです。アトリビューション分析を行い、様々な指標を用いて広告効果を証明しようとしていました。</p>

<p>有園：アメリカではアトリビューションが根付いていますか。</p>

<p>友澤：そうですね。様々なデータが取れるようになったことで重要性が増していると言うべきでしょう。そういう意味で、データをちゃんと正確に理解するべきだという話もよく出ていました。たとえば、インプレッションとビューアブル、ビュードをきちんと分けましょうという話です。</p>

<p>有園：ビューアブルとは、ユーザーが見られる場所に表示される広告のことですよね。それとインプレッションを別々でカウントしましょうということでしょうか。</p>

<p>友澤：そうですね。</p>

<p>有園：アメリカではビューアブル、ビュードの意識は高まっていますか？</p>

<p>友澤：かなり高まっています。インプレッションとは、バナー広告等の表示回数のことです。インプレッション全体には、見られているモノと見られていないモノがあります。見られていないモノを削除すれば広告効率は良くなります。削除して浮いた予算を他に回すという試みが、すでにアメリカではたくさんあります。こうした分析をするためにアメリカでは第三者配信サーバーを多くの広告主が導入して活用しています。</p>

<p>有園：アトリビューション分析をするにしても、ビューアブルじゃない部分の影響は考える必要ないですか。</p>

<p>友澤：そうですね。すでに、アタラさんはその辺を実施されているかもしれませんが、広告主はインプレッションとは見られたものだけだと思っている方もいるかもしれません。でも、それは違います。表示回数でしかなく、見られていないものが沢山あります。全体の表示回数をクリック数で割ってしまったら当然CTRが悪くなるに決まっています。この辺の解析を、もっとしっかりとやるべきだと思います。もちろん多くの人に表示をしてもらうという目的ならよいのですが。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 イプロス | アタラ5" src="http://www.attribution.jp/ipros/ipros5.jpg" width="350" height="337" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>■タブルカウントを避ける</font></strong></big></p>

<p>有園：そうですね。あと、ちゃんとデータを取るとは、第三者配信サーバーを活用してログを取得するということですか？</p>

<p>友澤：そうです。</p>

<p>有園：第三者配信サーバーで配信していないと、Googleで検索してリスティング広告をクリックしてコンバージョンした場合、リスティング広告にだけ1カウントつきます。しかし、そのコンバージョンの前に、たとえば、バナー広告をクリックしていた場合、バナー広告の媒体社側のレポートではバナー広告に1カウントついてしまいます。そのため、Googleからのレポートでも1件のコンバージョンがあがってきて、バナー広告の媒体社からのレポートでも1件のコンバージョンがあがってきます。その結果、2件のコンバージョンがあったかような錯覚に陥ってしまうのですよね。これが、ダブルカウントです。</p>

<p>友澤：はい。</p>

<p>有園：それが積み重なると、実際のコンバージョン数が分からなくなってしまうという課題意識を持っている広告主が、日本には少ないのではないかということを、友澤さんはおっしゃりたいんですよね。</p>

<p>友澤：そうです。その裏返しとして、つまり、ダブルカウントを避けるために、広告主はワンセッションしか見なくなります。ワンセッションで見ると、本来はアシスト効果があったものを捨ててしまうというジレンマがあったと思います。</p>

<p>有園：それをしないためには、つまり、タブルカウントを避けるためには、サイトカタリストなどのセッション単位でコンバージョンを計測するツールを使って、媒体社のレポートを見ないということを言っているのですね。</p>

<p>友澤：はい。これが前職、前々職で続けてきたことですが、ほとんどの広告主は同じような状況なのではないかと考えています。盲目的にダブルカウントで運用していたり、あるいは、ワンセッションで効率化にばかり力をいれていたり。こういった状態は改善したいですね。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>■アトリビューションの可能性</font></strong></big></p>

<p>有園：まだまだお話しをお伺いしていきたいのですが、時間がなくなってきましたので、ここまでの友澤さんのお話しをまとめてみると、まず、リクルートにいたときに、セッション単位の分析には限界を感じ、クリックベースでのアトリビューション分析を試みてみたが、当時はビュースルーを捨てていたこともあって、ROIやROASの改善につながっても、コンバージョン数の増加や売上拡大にはつながらなかった。そのような経験もあって、ROIやROAS重視で広告を、とくに、ネット広告を使っていても、企業の目標達成のためにはならないのではないかという問題提起をしたいという感じですね。</p>

<p>友澤：そうですね。</p>

<p>有園：そして、そのような問題に対して、改善策を提示してくれる可能性があるのは、アトリビューション分析であり、日本のデジタル広告市場の活性化のためにも、アトリビューションをどんどん普及させていくべきであると。技術的には、第三者配信エンジンをもっと積極活用し、ビューアブルなインプレションの計測技術などの進歩にも期待しつつ、広告主にも媒体社にもメリットのある形でネット広告をもっと育てていきたいという感じでしょうか。</p>

<p>有園：ところで、最後に、友澤さんからこの「Attribution.jp」の読者に対して、あるいは、広告主側のマーケターや媒体社に対して、メッセージなどいただけますでしょうか？</p>

<p>友澤：はい。私が他者から有園さんが執筆された「『アトリビューション』という書籍のどの章が一番重要ですか？」という質問を受けると、必ず「序文」と答えます。クリックしなかったユーザーの気持ちや興味をアトリビューション分析から見つけ、潜在的顧客を発掘することでビジネスに貢献していくというテーマを今後も続けていくつもりです。この辺は1社・1者ではできないので、いろいろな情報を交換しながら進めていけたらと思います。一緒にがんばりましょう。</p>

<p>有園：長い時間、ありがとうございました。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 イプロス | アタラ6" src="http://www.attribution.jp/ipros/ipros6.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>（END）</p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="喜ぶアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_pleasure.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>【アトリくんの視点】広告主でもあり媒体社でもある会社などでの深く実践的な経験を長く積んでおられる友澤さんだからこそのインサイトが満載でしたね。試行錯誤を繰り返しつつもアトリビューションの将来性を見いだしておられる点も心強いですね。先取りしてきたアトリビューションに関しては様々な環境がようやくついてきた部分はあるかもしれません。でも、常に半歩、1歩先の取り組みをしてこられたと思いますので、BtoB市場における次なる先進的な動きも期待です。そして、業界として情報交換をしながら進めていくという点もその通りですし大賛成です。友澤さん、貴重なお話をありがとうございました！
</td>
  </tr>
</table>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>書籍「アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法」電子書籍版（マガストア）</title>
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    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.123</id>

    <published>2012-05-09T10:09:07Z</published>
    <updated>2012-05-09T10:11:19Z</updated>

    <summary>「アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法」の電子書籍版がマガス...</summary>
    <author>
        <name>杉原剛</name>
        <uri>http://www.atara.co.jp</uri>
    </author>
    
    <category term="アタラ" label="アタラ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="fringe81" label="Fringe81" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="書籍" label="書籍" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<p>「アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法」の電子書籍版がマガストアから販売開始になりました。</p>

<p>マガストア<br />
<a href="http://www.magastore.jp/product/6878">http://www.magastore.jp/product/6878</a></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Forresterがアトリビューションベンダーの評価レポートを発行</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000122.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.122</id>

    <published>2012-05-07T23:21:50Z</published>
    <updated>2012-05-08T00:39:11Z</updated>

    <summary> Forrester がアトリビューションサービスの評価レポートを2つ同時に発行...</summary>
    <author>
        <name>岡田吉弘</name>
        <uri>http://www.attribution.jp/</uri>
    </author>
    
    <category term="adobe" label="Adobe" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="adometry" label="Adometry" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="c3metrics" label="C3 Metrics" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="forrester" label="Forrester" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="visualiq" label="Visual IQ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<div style="text-align: center;"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="attributionforrester.png" src="http://www.attribution.jp/attributionforrester.png" width="322" height="85" class="mt-image-none" style="" /></span></div>

<p>Forrester がアトリビューションサービスの評価レポートを2つ同時に発行しています。</p>

<p><br />
<a href="http://blogs.forrester.com/ari_osur/12-04-30-hot_off_the_presses_forrester_wave_for_interactive_attribution">Forrester Wave™ For Interactive Attribution</a></p>

<p><br />
レポートは、<br />
1）オンラインチャネルのアトリビューション<br />
2）テレビなどのオフラインを含むクロスチャネルのアトリビューション<br />
の2つがありますが、ここではオンラインについて少し見ていきたいと思います。</p>

<p><br />
<a href="http://www.forrester.com/The+Forrester+Wave+Interactive+Attribution+Vendors+Q2+2012/fulltext/-/E-RES72681">Forrester Research : Research : The Forrester Wave™: Interactive Attribution Vendors, Q2 2012</a></p>

<p><br />
上記のレポートでは、アトリビューションを可能にする Adobe、Adometry、C3 Metrics、ClearSaleing、Convertro、Google、IBM、Visual IQ の8つのベンダー/サービスについて評価しています。</p>

<p><br />
Forrester は2009年にも同様のレポートを発行していますが、前回のレポートから約3年が経って「ラストクリックの考え方は依然として健在だが、あれから3年が経ち、ラストクリック偏重の傾向からインタラクティブなアトリビューション評価に向かう強烈な時代の流れを感じる。」と、著者のAri Osur は書いています。</p>

<p><br />
その根拠として、今回のレポートで高い評価が与えられたサービスの多くはコンタクトポイントやチャネルにクレジットを与えることによって動的に変動するアルゴリズムベースのアトリビューション評価機能を備えており、前回のレポートでそれを実装していたベンダーは1社しかいなかったという事実を挙げているようです。</p>

<p><br />
このレポートでベストベンダーに選ばれたのはVisual IQでしたが、それ以外にもDSPとの連携が評価されたAdometry や、ClearSaleing にもVisual IQ と同等の評価が与えられています。</p>

<p><br />
一方で、大手には上記の3社に比べるとやや低い評価を与えています。IBM やAdobe は対抗になり得るものの、Google については 「Google Analytics を利用してコンバージョントラッキングをしていて、かつGoogle の検索連動型広告やディスプレイネットワークをメインで利用している企業にのみお勧めする」と厳しい評価をしていますね。<br />
<table border="0" cellpadding="5"><br />
  <tr><br />
   <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アカデミックなアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_academic.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td><br />
   <td>【アトリくんの視点】Visual IQ がトップでしたね。今回のレポートで高い評価がついた3社はどれも、「データマネジメントの堅牢性」、「信頼性の高いアカウントサービス」、「ユーザーインターフェース」の3点が良かったそうです。専業の強みがあらわれた結果と捉えていいかもしれません。もちろんForrester の評価が絶対ではないですが、広告代理店や広告主がそれぞれの事情に合わせて適切なベンダーを選ぶ一つの指針にはなりそうです。<br />
</td></p>]]>
        
    </content>
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    <title>テレビのアトリビューション</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000121.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.121</id>

    <published>2012-04-20T00:09:25Z</published>
    <updated>2012-04-20T00:46:37Z</updated>

    <summary>オンラインだけではなくテレビなどのオフラインも取り込んだアトリビューション機能を...</summary>
    <author>
        <name>有園雄一</name>
        <uri>http://www.attribution.jp/</uri>
    </author>
    
        <category term="ソリューション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="adometry" label="Adometry" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="オフライン" label="オフライン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="テレビ" label="テレビ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="プリント" label="プリント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="ラジオ" label="ラジオ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="c3metrics" label="C3 Metrics" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="marketshare" label="Market Share" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<p>オンラインだけではなくテレビなどのオフラインも取り込んだアトリビューション機能を、<a href="http://www.adometry.com/">Adometry, Inc.</a> がリリースしました。</p>

<p><a href="http://www.marketwire.com/press-release/adometryr-expands-attribution-optimization-capabilities-tv-radio-print-advertising-campaigns-1646142.htm">Adometry® Expands Attribution and Optimization Capabilities for TV, Radio and Print Advertising Campaigns</a></p>

<p>新しい機能によって、オンラインのアド・アトリビューションとオプティマイゼーション技術をオフラインのテレビ、ラジオ、プリントメディアのキャンペーンデータと結合できるようです。</p>

<p>これによって、広告主はオフラインチャネルがコンバージョンに与える様々なインパクトをトラックすることができるようになる、とのこと。</p>

<p><br />
テレビのアトリビューションについては、<a href="http://c3metrics.com/">C3 Metrics</a> も取り組んでいますし、<a href="http://marketshare.com/">Market Share</a> も同様にオンラインとオフラインを対象にしたソリューションを持っています。</p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ウィンクするアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_wink.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>【アトリくんの視点】アメリカのアトリビューションは、テレビなどオフラインとオンラインを統合する流れになっていますね。今後、日本にも入ってくることになるでしょう。どのような形で日本の広告市場に導入されるのか、とても気になるところです。今後も注目のトピックですね！
</td>
  </tr>
</table>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>特別寄稿：ad:tech San Franciscoから〜米国アトリビューション最新事情（クロスリスティング）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000120.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.120</id>

    <published>2012-04-19T01:28:56Z</published>
    <updated>2012-04-19T03:57:49Z</updated>

    <summary> 2012年の4月3日から4月4日にかけて、カリフォルニア州サンフランシスコで開...</summary>
    <author>
        <name>杉原剛</name>
        <uri>http://www.atara.co.jp</uri>
    </author>
    
    <category term="adometry" label="Adometry" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="イベント" label="イベント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="クロスリスティング" label="クロスリスティング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="コラム" label="コラム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="クロスリスティング" src="http://www.attribution.jp/xlisting/logo_white_90.gif" width="200" height="95" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
2012年の4月3日から4月4日にかけて、カリフォルニア州サンフランシスコで開催された「ad:tech San Francisco」に参加してきました。今回は特にアトリビューション関連にフォーカスして、米国におけるアトリビューションマネジメントの現状と今後の展望についてレポートをしたいと思います。</p>

<p><strong><big><font color=blue>Hot Topicになった"Attribution"</font></strong></big></p>

<p>私は2011年の8月に開催されたSES San Franciscoにおいてもアトリビューション関連のセッションや情報を収集し、レポートを寄稿させていただきました。その当時はGoogleがGoogle AnalyticsにMulti-channel Funnelというアトリビューション分析を可能にする測定機能が実装されたこともあり、さながら「アトリビューション元年」とも言える状況でした。ただ、その当時のレポートにも書いた通り　　</p>

<p>『ただし、ツールや測定環境が普及し始めていること、およびアトリビューションに注目が集まっていることと、多くのマーケターがツールを使いこなしてアトリビューションマネジメントを行っている、ということとは違うことである。筆者自身、登壇者の発言ほど聴衆側がアトリビューションに対して経験値を蓄積しているとは感じられなかった。』</p>

<p>という状況で、2011年の８月というタイミングは「概念としてのアトリビューションが普及し始めたフェーズ」とも言える状況でした。</p>

<p>約半年経過した今回のad:techにおいて、私が今回出席した各セッションでモデレータが異口同音に発していた言葉として"Hot Topicとしてのアトリビューション"という台詞がありました。"Hot Topic"とは「注目の話題」という意味となり、昨年のSESでは、まだ曖昧模糊としていたアトリビューション、という位置づけと比べて、やはりアトリビューション分析に対する注目度が高まっているという印象を受けました。<br />
理由としては、企業のソーシャルメディア活用が一般化し、またDSP/RTBの進展により、企業と消費者のタッチポイントが指数関数的に拡大している現状で、ラストクリックだけを評価するのではなく、それぞれのタッチポイントがどのように消費者に作用したのかを把握することが重要である、認識が高まっているということがあります。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>予算配分「だけ」が目的ではない</font></strong></big></p>

<p>今回最も印象的だった部分は、米国のアトリビューション分析の目的が必ずしも、広告予算の再配分「だけ」では無いという点です。今回アトリビューション関連の話をしていたスピーカーがほぼ全員、アトリビューション分析の結果、予算の効果的な再配分が行えるということは確かにメリットの一つだが、最も重要なことはより深いMarketing Insightがわかってくるという、「分析自体の価値」を語っていたことが大変印象的でした。</p>

<p>無論アトリビューション分析の結果、予算の再配分を行うことでさらに改善する、という点が一つのアウトプットの形として存在することは間違いありません。ただ上記以外にも、実際にメディアプラン上意図していた広告が当初予期していた役割を本当に達成されているのかを検証する、という点も重要視されています。極端な例を挙げると、当初刈り取り目的（CPA）で掲載をしていたリターゲティングの「効果」は本当に"Closer"(ラストクリック)だったのか、ないしはラストクリック以前の"Promoter"としての役割だったのかを検証するということになります。<br />
その結果として、予算の再配分だけでなく、掲載以前にそれぞれの広告メディアに期待していた「意図」の見直しやディスプレイ広告のクリエイティブ改善、ランディングページ改善などを行い、現状の予算配分はそのままに効果の最大化を目指すという取り組みが見られたことは注目に値するでしょう。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>より高度な統計モデルへ</font></strong></big></p>

<p>今回セッションに登壇していたいくつかの企業とad:techのブースに併設されているMeeting Roomにて、より深いアトリビューションの分析手法についてもインタビューすることが出来ました。</p>

<p>とくに"Beyond the Last Ad: Better Decisions Through Better Attribution"というセッションに登壇した<a href="http://www.adometry.com/">Adometry</a>の場合、第三社配信サーバのデータや効果測定ツールのデータなど、全てのネット広告におけるタッチポイントを取り込み、固定での重み付けではなく、ベイズ推定に基づいた一種「動的」とも言える重み付けの計算を行い、アトリビューション分析を行っているということでした。しかし大量のデータを取り込み、高度な分析をすればするほど、分析コストはかかってしまい、実際のところアトリビューション分析をするべき広告主とするべきでない広告主が存在するというのも事実で、ある種二極化とも言える現象が発生しているとも言えるでしょう。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>最後に</font></strong></big></p>

<p>アトリビューションについてのセッションの中や、Meeting Roomで話をしている中で出てきた話題として、CPA重視、ラストクリックモデルがシンプルであるが故にネット広告運用のスタンダードとなっている現状の中で、アトリビューションという取り組みが理解されづらい、という点が問題であるという議論がありました。さらに上記にもある通り、アトリビューション分析と、そこから導きだされるマーケティング施策が必ずしも全ての広告主において有効ではない、という現実もあります。<br />
つまり、アトリビューションはラストクリックモデルと比較して「良い」とか「悪い」という物ではなく、TPOに応じて適切に選択するべき一つのオプションである、と言えるます。最終的にアトリビューションは選択するかどうかはさておき、選択を検討する価値がある状況にまで進化しているといえるでしょう。<br />
ネット広告の運用において、自社の現状がどうなっているのか？そこからどう改善できるのかという、いわゆるPDCAサイクルをどうまわしていくのか、という課題は今までも、そしてこれからも存在し続けます。実際に自社に導入するかどうかはともかく、一度は自社のマーケティング施策に対するアトリビューションの導入は、考えてみてもいいかもしれません。</p>

<p>以上</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="チーズクマ" src="http://www.attribution.jp/xlisting/Cheesekuma.gif" width="180" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
<a href="http://www.xlisting.co.jp/">株式会社クロスリスティング</a><br />
ビジネスディベロップメント ディレクター<br />
治田耕太郎</p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ウィンクするアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_wink.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>【アトリくんの視点】↑ロゴが大きい！熊襲来！Big cheese！もとい、クロスリスティングの治田さん、お久しぶりです！Attribution Night以来ですね。<a href="http://www.attribution.jp/000111.html">アトリビューション本</a>へのコラム寄稿もありがとうございました。ad:tech San Francisco参加ご苦労様でした。そして寄稿文ありがとうございます。予算配分だけが目的ではないのはその通りですね。施策の見える化から得られるinsightを使ってプランを再構築するアプローチは色々あると思います。モデリング等も次のフェーズに移りつつありますね、米国は。ますます注目です。ありがとうございました！
</td>
  </tr>
</table>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>The Power of View-Through Attribution</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000119.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.119</id>

    <published>2012-04-17T14:19:53Z</published>
    <updated>2012-04-19T01:34:21Z</updated>

    <summary>TruSignalのブログでビュースルーのアトリビューションについて扱っています...</summary>
    <author>
        <name>有園雄一</name>
        <uri>http://www.attribution.jp/</uri>
    </author>
    
    <category term="ビュースルーコンバージョン" label="ビュースルーコンバージョン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="dsp" label="DSP" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="trusignal" label="TruSignal" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<p>TruSignalのブログでビュースルーのアトリビューションについて扱っています。</p>

<p><a href="http://www.tru-signal.com/blog/The-Power-of-View-Through-Attribution">The Power of View-Through Attribution</a><br />
http://www.tru-signal.com/blog/The-Power-of-View-Through-Attribution</p>

<p><br />
記事の中で、クリックスルーだけではなくビュースルーまで見ることの重要性について言及しています。</p>

<p>The key to understanding the utility of the click in display is removing the thought that it is a good measure of long term conversion activity and accepting the click for what is is: an indicator of immediate intent and interest generation.<br />
（ディスプレイ広告でクリックの有効性を理解するために大事なことは、クリックは長期のコンバージョン行動を測定するよい指標だという考えを捨てて、直近の購買意向や興味を生み出しているかをみるためのインジケーターとしてクリックを受け止めることである）</p>

<p><br />
あるいは、次のようにも書かれています。</p>

<p>Clicks are able to show immediate interest and provide a metric for direct response marketers, while view-through attribution helps shows the power of display for brand and direct response marketers alike.<br />
（クリックは、直近の興味を示すことができ、ダイレクトレスポンスのマーケターには一つの指標を提供する。その一方で、ビュースルーのアトリビューションは、ディスプレイ広告のパワーをブランドマーケターにもダイレクトレスポンスのマーケターにも同様に示すことができる）</p>

<p><br />
事例として、オンラインの教育機関のケースを紹介しています。<br />
そのキャンペーンでは、ディスプレイ広告をクリックしてコンバージョンしたのは、7人に1人だけだったとのことです。その6倍にあたる数の人が広告をみたあとに、直接URLに飛んでいるか、あるいは、そのブランド名を検索してアクセスしていた。そのうちの半分以上は、広告への接触から5日以内に行動しているとのこと。</p>

<p><br />
 In the end, over three-quarters of new enrollments from the campaign came not from a person clicking directly on the ad, but from an ad viewers' subsequent direct URL traffic and branded keyword searches. <br />
（今回のキャンペーンからの新規入学者の4分の3以上は、広告を直接クリックした人ではなく、広告を見た後で直接URLに訪問した人とブランドキーワードで訪問した人だった）</p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="バンザイするアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_banzai.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
   <td>【アトリくんの視点】ビュースルーアトリビューションを導入している日本の広告主はまだまだ少数派だと思います。この記事にあるように、クリックだけで分析していると短期的なユーザーアクションしかみていないことになりますので、問題です。ビュースルーの測定には第三者広告配信サーバーの導入などハードルもありますが、今後は日本の広告主にも徐々に浸透していくでしょう！楽しみですね！

<p><br />
</td><br />
  </tr><br />
</table></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>アトリビューション特別対談：株式会社朝日広告社酒井克明 ×アタラCOO有園雄一</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000117.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.117</id>

    <published>2012-04-10T00:30:00Z</published>
    <updated>2012-04-17T08:33:25Z</updated>

    <summary>             特別対談です！今回は、株式会社朝日広告社インタラクティ...</summary>
    <author>
        <name>杉原剛</name>
        <uri>http://www.atara.co.jp</uri>
    </author>
    
    <category term="アタラ" label="アタラ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="対談" label="対談" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="朝日広告社" label="朝日広告社" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アカデミックなアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_academic.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>特別対談です！今回は、<a href="http://www.asakonet.co.jp/">株式会社朝日広告社</a>インタラクティブメディアのプランニング部門をリードする酒井克明さんに広告代理店としてのアトリビューションマネジメント見方や取り組み方を色々と伺っていきます。</td>
  </tr>
</table>

<p>-----------------------------------------------------------------------------------------------------------<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 朝日広告社 | アタラ" src="http://www.attribution.jp/asako/sakai-san04.jpg" width="500" height="361" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><strong><big><font color=blue>広告代理店から見た「アトリビューションマネジメント」</font></strong></big></p>

<p>有園：本日は、朝日広告社の酒井さんをお迎えして、いろいろとお話をお伺いしていきたいと思います。まず、自己紹介をお願いいたします。</p>

<p>酒井：私は元々、ネットワークエンジニア出身です。その後はネット専業広告代理店でリスティング広告のビッドツールを作っていました。</p>

<p>有園：専業広告代理店に行かれたのはいつごろですか？</p>

<p>酒井：2005年から2006年頃で、1年半ぐらいいました。その後、ネットベンチャーで事業開発に携わったり、広告主側にもいき、リアルも含めマーケティングの責任者として仕事をしました。朝日広告社に入ったきっかけは共通の知人の紹介です。ネット広告やデジタル系はキャリアとしてベースがありますが、ネットだけの限界も感じており、縁があって朝日広告社に入りました。</p>

<p>有園：エンジニアとネット広告代理店を経て広告主側に移った際に、マーケティング全体を把握するようになったということですね。</p>

<p>酒井：ネット専業広告代理店にいたときも、ツールはツールで、分析後にどうするかという課題意識が自分の中にあり、次第にコンサルの領域に入っていきました。朝日広告社に入りたての頃は、コンサルチームを作り、分析を軸にしながらお客様の課題を解決していました。ただ、テクノロジーのベースをスキルとして持っているというのは総合広告代理店の中でも異色の経歴じゃないでしょうか。幸いにもこのキャリアがあったからこそ今の自分に活きているとも確信しています。ラッキーですよね。「持ってる」んでしょうね（笑）</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 朝日広告社 | アタラ1" src="http://www.attribution.jp/asako/201204asako1.jpg" width="500" height="422" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
 </p>

<p>有園：朝日広告社に入ったのはいつですか？</p>

<p>酒井：2008年です。</p>

<p>有園：今はどのような業務をやっているんですか？</p>

<p>酒井：インタラクティブメディアのプランニング部署を率いています。朝日広告社のインタラクティブ領域はマーケティング、クリエイティブ、コンサルを一つにしたソリューション系の部署とメディアプランニング部署の二部体制になっていて、私はメディアプランニングの部署を統括しています。私自身のキャリアからするとよく、メディアプランニングじゃなくてソリューション側でしょ？なんて言われることもありますが（笑）</p>

<p>有園：アトリビューションにはどのように関わっているのですか？</p>

<p>酒井：昨今、ネット広告においてはメディアプランニングもCPAといった見方だけでは難しくなってきており、ディスプレイ広告等も含めて、全体のプランニングをどうするかという課題にぶつかり、アトリビューションに触れるようになりました。</p>

<p>有園：アトリビューションに取り組み始めたのはいつ頃ですか？</p>

<p>酒井：2010年に、メディアマインドさんとアドビさんと弊社の三社でアトリビューションマネジメントの評価テストを開始しました。当時テストを開始しますと言ったプレスリリースも出しているのですが、その頃からです。</p>

<p>有園：その結果をAttribution.jpに寄稿していただいたわけですね。</p>

<p>酒井：評価テストの結果を出せる範囲で寄稿させていただきました。</p>

<p>有園：アトリビューションマネジメントの評価テスト結果をリリースするまでに時間がかかったと思いますが、やるに至ったきっかけはなんですか？</p>

<p>酒井：きっかけは、御社の杉原さんにアトリビューションマネジメントのことを教えていただいたからです。最初は「なんだそれは？」という感じだったのですが、アトリビューションのことを調べていくうちに「これは、お客様の課題を解決できるのでは？」と考えるようになりました。当初は、リリースを出すことまでは考えていませんでしたが、当時国内では業界でまったく事例もありませんでしたし、せっかくだから出してみようということになりました。良い結果が出るかどうか分かりませんでしたので、リリースを出すのは不安でもあったのですが。まあ、いっとけみたいな、ある意味追い込む意味でもリリースを出しました。</p>

<p> <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 朝日広告社 | アタラ2" src="http://www.attribution.jp/asako/201204asako2.jpg" width="500" height="290" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
有園：弊社でもお客様のアトリビューションマネジメントをやるときは、よい結果が出るかどうか不安になることがあります。</p>

<p>酒井：確実に結果が出るとは言いきれないですからね。</p>

<p>有園：分析結果によっては良い提案がでないこともあります。現状維持が一番いいパターンもありますよね。</p>

<p>酒井：感覚値ではありますが、クリックベースでの最適化しかしていないお客様は結果が出やすいです。これまで見ていなかったデータに目を向けて改善すれば、それなりに結果は出ると思います。</p>

<p>有園：ビュースルーの見える化はインパクトが大きいと感じているわけですね。</p>

<p>酒井：一般的に、クリックは1%もありません。その1%にばかり目を奪われて残りの99%を切り捨てるのではなく、99%を生かすことが重要です。クリックする人はモチベーションが高いわけで、まったくクリックしない興味のない人をいかに振り向かせることができるか。ここが勝負だと思います。クリックしていない人のデータを、今までは無視してきたわけですが、もったいなくないですか。99％以上の人を無視しているんですよ。この部分に目を向ければ、クリックしたかしないかではなく、「誰に」「何を」「どこで」「どうやって」が見えてくると思っています。これってマーケティングの基礎じゃないですか。当たり前の部分にようやく目が向けられるようになったということかなと。悪いものを削るのは簡単ですが、悪いものを良くしていかないと。</p>

<p>有園：アトリビューションの話をすると、どうしてもコンバージョンにフォーカスしがちです。コンバージョンを重視したい気持ちは分かります。でも、本当はコンバージョン以前、クリック以前の99%の人たちをどう振り向かせるかが重要ですね。そのデータを分析しなければ、そもそもコンバージョンを飛躍的に増加できないということを世の中の方々に理解していただきたいですね。</p>

<p> <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 朝日広告社 | アタラ3" src="http://www.attribution.jp/asako/201204asako3.jpg" width="500" height="315" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
酒井：そうですね。ユーザーの気持ちを振り向かせることが、結果的にコンバージョンの母数を増やすことになると思います。クリックした人だけではなく、クリックしなかった人をいかに振り向かせるか。それを考えるべきです。アトリビューションは究極は「ユーザー育成」だと思っています。ユーザーのモチベーションを育成して、振り向かせ、顧客化させる。お客様に儲かっていただかないと私たち代理店も儲からないので。</p>

<p>有園：なによりも、広告主に儲かっていただくことが広告代理店の利益になる。そのような意識を持って仕事をしている広告代理店の方は、実際にはあまり多くないかもしれないですね。</p>

<p>酒井：そうかもしれませんね。広告代理店は、広告枠の代理業ではなく「代理人」であるべきと考えています。弊社は、特にその点を、大事にしています。</p>

<p>有園：媒体社の代理人ではなく、広告主の代理人ということでしょうか。</p>

<p>酒井：いえ、媒体社も広告主も、御社のようなパートナーさんも、弊社も、そしてユーザーも、みんながハッピーになるのが理想です。難しいですけどね。</p>

<p>有園：いい話ですね。アトリビューションに取り組む広告代理店が増えているようですが、総合広告代理店の御社には、どのような独自性があるのですか？</p>

<p>酒井：現在、データを可視化できるのがデジタル領域だけなので、今後はマスメディアやオフラインのデータを含んだアトリビューションの取り組みが重要だと考えています。また、専業広告代理店さんはどちらかといえば、獲得よりのクリエイティブワークは得意ですが、総合との違いは、ターゲットのインサイトから考えた、ターゲットを振り向かせるクリエイティブが総合広告代理店は得意だということです。総合広告代理店のクリエイターは、昔からやっていることなので当たり前のことですが。</p>

<p>有園：総合広告代理店として御社の独自性は、マス広告を含めたアトリビューションに取り組んでいけることと、クリエイティブの作り方が違うということですね。クロージングだけではなく、興味のない人をいかに振り向かせるかに長けているということですね。</p>

<p>酒井：そうですね。そこが広告の面白いところですし、本質だと思っています。</p>

<p>有園：ひとつずつお伺いします。まず、マス広告を含めたアトリビューションについては展望などありますか？</p>

<p>酒井：昨年、朝日広告社ではアトリビューションダッシュボードというものをリリースしました。アタラさんにもご協力いただきながらリリースいたしましたが、このダッシュボード上でマス広告も可視化できるように取り組んでいます。ただ、マス広告でユーザーの行動をデジタルのようにコンバージョンパスデータとしてデータ化するのは不可能に近いです。まずは、今できることから手をつけています。マスメディアも含め、どのように貢献しているのか。どのメディアをどれだけ投下すればどの程度効果がでるのか。ダッシュボードを使って、そういった部分を可視化できるように取り組んでいます。現状デジタルデータにおいてはAPIを介して自動的にダッシュボード内にデータが蓄積できるように作ってあります。将来的にはマスメディアのデータ蓄積も自動化したり、量的データだけでない、クリエイティブのような質的データの蓄積、DSPのようなプラットフォームとの連携等の進化も視野に入れています。今後、この取り組みが弊社の独自性にもなると思います。</p>

<p>有園：アトリビューションダッシュボードは、一般の広告主が使えるASP型サービスですか？</p>

<p>酒井：残念ながら現状では違います。今後、オープンにするかは検討中です。</p>

<p>有園：期待を集めているようなので、ゆくゆくはリリースしたいですね。</p>

<p>酒井：単なるダッシュボードだけにはするつもりはないので、いろいろな可能性を秘めています。ご期待ください。</p>

<p>有園：マス広告に関しては、ダッシュボードを中心に進めているということですが、もうひとつの要素であるクリエイティブは、どのような取り組みをされているのですか？</p>

<p>酒井：弊社独自のやり方かもしれませんが、例えば、メディアマインドを使った場合、広告の接触データが全部でますよね？それを細分化するとき、メディアのパスパターンを追いかけるだけではダメと考えています。クリエイティブのパスパターンも追うべきです。クリエイティブのパスパターンは、初回接触とコンバージョンに利いたパターンを重視しています。</p>

<p>有園：なるほど。</p>

<p>酒井：要は、初回向けと刈り取り向けの比率を出して、どのクリエイティブが初回向けで、どのクリエイティブが刈り取り向けかを算出します。この比率を指数化しておりまして、弊社ではアトリビューション・レイショ（Attribution Ratio）と呼んでいます。そのようにしてクリエイティブが整理できたら、モチベーションの高いユーザーには刈り取り向けのクリエイティブを割り当て、まったく興味のないユーザーには初回向けのクリエイティブを割り当てます。そして初回向けと、刈取り向けをユーザーに対して一つのシナリオに統合して配信する。弊社ではこの取り組みをシナリオ配信と呼んだりしています。シナリオというのは、ユーザーのモチベーションを育てるための配信の仕方で、決して配信条件を細かくしていくということではありません。条件を細かくしすぎても結果がよく分からなくなることの方が多いです。つまり、一言で言うとユーザーの気持ちの導線を見つけるということです。もっとも気持ちを動かしやすい、気持ちの導線パターン。気持ちの導線が見つかればシナリオ数は少なくして、シンプルに実施する方が結果がでやすいですし、検証もしやすいと思います。メディアのパスパターンだけではダメでクリエイティブのパスパターンを見る必要があると言ったのは、気持ちの導線設計が重要だと考えているからです。その結果、ユーザー育成ができ、母数が増えていきます。</p>

<p> <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 朝日広告社 | アタラ4" src="http://www.attribution.jp/asako/201204asako4.jpg" width="500" height="340" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 朝日広告社 | アタラ5" src="http://www.attribution.jp/asako/201204asako5.jpg" width="500" height="341" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p> <br />
 <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 朝日広告社 | アタラ6" src="http://www.attribution.jp/asako/201204asako6.jpg" width="500" height="369" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
有園：それはコンバージョンの母数ですか？</p>

<p>酒井：そうです。ある程度の期間をおけば増えることが分かっています。なぜなら、もともと、モチベージョンが低い人に対してアプローチをしているので、モチベーションをクリエイティブコントロールによって徐々に上げていくからです。</p>

<p>有園：なるほど。その期間は30日から60日くらいとかですか？</p>

<p>酒井：弊社でおこなった人材会社の事例ですと、約一ヵ月後というデータが出ています。実は、それをやる前からインプレッションのコンバージョンデータと、自然検索のコンバージョンデータの波を照らし合わせたら、波のずれがちょうど一ヶ月でした。それによって検討期間はおよそ一ヶ月だろうと予測でき、その一ヶ月間にどれだけモチベーションを上げる広告に接触させられるかがキーポイントだと考えるようになりました。</p>

<p>有園：アドネットワークで配信した場合、自然検索の山が出てくるのは分かっていると。そして、御社のアトリビューション・レイショ（Attribution Ratio）を使って、初回、ラストとカテゴライズするわけですね。ちなみに、中間のクリエイティブは？</p>

<p>酒井：あります。両方に利くものも用意します。</p>

<p>有園：なるほど。そうやって、よりよい流れを作っていくんですね。</p>

<p>酒井：それをやれば一か月の間にユーザーに適切にアプローチし、モチベーションを徐々に高めることで、一か月後にコンバージョンしてくれる流れは作れると思っています。</p>

<p>有園：とても面白い話ですね。</p>

<p>酒井：実際は切り替えのタイミングもテストしていまして、何回目で初回向けから刈り取り向けに切り替えたらいいのか。これに関してはテストをして、フリークエンシーだけでなく、切り替えてからコンバージョンまでの日数を追っています。一回しか初回向けのクリエイティブをあてずに切り替えた場合の日数は、やはり長いです。しかし、初回向けを何回かあててモチベーションを上げてから切り替えた場合、コンバージョンまでの日数は短くなります。ある程度短期間で集中的に配信すればよりコンバージョンしやすくなるということですね。</p>

<p>有園：初回向きのクリエイティブは何回ぐらいあてるのが理想ですか？</p>

<p>酒井：このお客様の場合は、一ヶ月のうちに初回向けを6回あてて切り換えるのが一番良いというデータがでています。良いというのは、よりユーザーがCVするまでの期間を短くできるという意味です。広告主によって多少違いはありますが、それを上手く見つけていただければと思います。</p>

<p>有園：運用するものですよね。</p>

<p>酒井：そうです。勝ちパターンが見つかれば、逆算もできます。必要なCV数に対して必要なインプレッションはどれだけかということが逆算できるようになります。</p>

<p>有園：バナー広告の配信について、通常配信で最初はやるけれど、途中からリターゲティングに変えるイメージですね。通常配信で母数を稼いで、その後リターゲティングのクリエイティブをあてていく。実は、私も最近その辺の組み合わせを気にしています。通常、配信を6回あてると一度くらいサイトにきてくれますか？</p>

<p>酒井：クリックしないパターンが多いですからね。ただ、サーチで来る人もいるので、何かしら効果はあると思います。リターゲティングと違うのは、クリックしていないので、広告主のサイトに来ていない人においてもリターゲティングのようにクリエイティブを変えられます。</p>

<p>有園：そして、クロージングのクリエイティブをあてていくと。ちなみに、何回くらいあてればいいですか？</p>

<p>酒井：明確な数字はまだまだこれからですが、広告主ごとに適切な回数を模索しています。</p>

<p>有園：アトリビューションに関わって解ってきたことや見えてきたことがあると思いますが、その辺はどのようにお考えですか？</p>

<p>酒井：弊社がやっているアトリビューションは、ユーザーをいかに振り向かせてモチベーションを育成するかがやはり大切だと思っています。クリックだけで判断するのでなく、クリックしなかった人をどのように振り向かせるか、それが成果として出せるという部分が見えてきました。</p>

<p>有園：アトリビューション前後で、数字として見えてきていると。</p>

<p>酒井：広告主にもよるので一概には言えませんが、これまでの経験でいうと、アトリビューションを実施することで必ず結果が出ると思います。</p>

<p>有園：アトリビューションを実施して、お客様の反応はいかがですか？</p>

<p>酒井：良いです。媒体間のユーザーの重複データが見えるだけでも価値はあると理解いただけています。全体的に良い評価をいただいています。 <br />
有園:素晴らしいですね。</p>

<p>酒井：ただ、コストがかかるので、全ての広告配信を第三社配信に乗せられない場合があります。特に、アドネットワークですと配信量が非常に多く、配信量によっては莫大なコストがかかります。まずは、的を絞ってやりましょうというパターンからのスタートになってしまいます。絞れば絞るほどパスデータの精度は落ちるので、成功確率も減ります。本当は全部を乗せたいのですが、スタートとしてはスモールスタートですね。ただ、徐々に広がってはいる印象です。</p>

<p>有園：一番大事なのはお客様が満足することだと思いますが、そこが出来ているという理解でよろしいでしょうか？</p>

<p>酒井：はい。間違いなくご満足いただけていると思います。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>■アトリビューションの課題</font></strong></big></p>

<p>有園：アトリビューションの課題についてどのようにお考えですか？</p>

<p>酒井：やはり、データの量が多いので分析に時間がかかってしまうことですね。分析ではなく改善アクションを起こさなくては意味がありませんし、スピードが最優先されるので、極力シンプルにやらざるをえない状況です。PDCAサイクルをいかに短くするかには課題を感じています。季節要因が大きく影響するケースでは、前月の分析が翌月には使えなかったりしますので、分析に時間がかかってしまうと理想的なサイクルで回すのが難しくなりますね。</p>

<p> <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 朝日広告社 | アタラ7" src="http://www.attribution.jp/asako/201204asako7.jpg" width="350" height="454" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
有園：季節要因が影響する商材は、3月が需要期だと4月、5月は差し替えですもんね。</p>

<p>酒井：現状では、まだまだ人の力でやっている部分が大きく、分析をどれだけシステマティックに、シンプルにできるかは課題ですね。現状では、アトリビューションについての考え方も浸透しきっていないので標準がありません。つまり答えがないんですよね。ゼロからやらなくてはいけないので、大変です。</p>

<p>有園：今後は、ツール化も検討するのですか？</p>

<p>酒井：そうですね。ある程度、システマティックにしないとPDCAは回らないですからね。あとは、媒体社でも第三者配信を実施する場合、発注量を求められるなどの敷居もまだまだあります。それも実施の際には課題になりますね。</p>

<p>有園：ところで、業界でアトリビューションの流れは変わってきていると感じていらっしゃいますか？</p>

<p>酒井：最近、広告主からの依頼でアトリビューションマネジメントだけのコンペがありました。今までは一度もなかったので、これは業界としてもアトリビューションマネジメントの必要性が浸透し始めた兆しだと感じました。</p>

<p>有園：依頼内容はどのようなものですか？</p>

<p>酒井：課題はどこも一緒ですが、お客様は行き詰っています。施策を打ち尽くしています。特に刈取型のネット広告ばかりをやってらっしゃる広告主さんは改善できる施策に頭打ち感があるんでしょうね。だからこそ新しいやり方へのニーズがあると思います。</p>

<p>有園：弊社にもそのようなご相談は増えています。</p>

<p>酒井：有難い話ですが、人的な対応だけでは、対応しきれるかは不安な部分も正直ありますね。ただ、ここをやっていかないと本来の意味で「代理人」にはなれないと思っています。最近ではADテクノロジーが持てはやされていますし、配信方法も自動化が主流だと思います。弊社もADテクノロジーの分野は積極的に取り組んでいます。ただ、テクノロジーはテクノロジー。素晴らしい面もありますが、それが主になってはいけないと思っています。結局は人の気持ちを動かすために広告をやるわけですし、人の気持ちはテクノロジーだけでは動きません。テクノロジーをうまく使った上で、最後は人の気持ちと真正面から向き合うこと。それに尽きるんじゃないでしょうか。</p>

<p>有園：最後にメッセージをお願いします。</p>

<p>酒井：興味のない人をいかに振り向かせるか。振り向かせたことを可視化できるか。可視化した後に、繰り返し実行し続けられるか。ここが重要だと考えています。デジタル領域は数字が見えすぎるからこそ、数字絶対主義になりがちですが、可視化というのは数字だけを見るのではなく、数字をうまく使って全体を見渡せるようにしていくということです。本当にまだまだやることはたくさんありますね。そうゆう意味では、たくさんの同業さんと競争してアトリビューションのノウハウをお互いに深め、アトリビューションが業界全体のスタンダードになるようにしていきたいですね。競争がないと良くなりませんから。</p>

<p>有園：私が知る限り、売り上げ上位のインターネット専業代理店はアトリビューションを始めているという情報が入ってきています。</p>

<p>酒井：総合も、専業も関係なく、我々広告代理店は「代理人」です。広告主の、媒体社の、パートナーの、ユーザーの、代理人として業界全体でアトリビューションの良い事例を作っていきたいですね。アトリビューションマネジメントは本当に手間暇かかりますので、現状では広告主さんも一部の広告主さんだけが実践できていると思います。なぜならインフラ面での費用だけでなく、社内のスタッフが必要になりますし、複数の代理店とお付き合いしている場合は、それらをプロデュースしていかなくてはいけません。プロデュースできる人材や組織が広告主さん側にあるケースの方が少ないので、そういう意味では代理店が「代理人」、パートナーとしてそういった広告主さんのお手伝いしていくべきだと考えます。あとはできれば媒体社さん側からもアトリビューションの取り組み事例が出てくればいいですよね。もちろん弊社も媒体社さんの「代理人」としてお手伝いします！</p>

<p>有園：ところで、リッチメディアを使うお客様はアトリビューション分析にのせていますか？</p>

<p>酒井：まだですが、リッチメディアも当然今後やっていかなくてはいけないですよね。スタティックな広告よりも訴求力が違いますから、ユーザーを振り向かせやすいはずです。</p>

<p>有園：実は、私は、リッチメディアのビュースルー効果にも興味がありまして、そこを一緒にできる代理店を探しています。その辺は、酒井さんに期待してもいいですか？</p>

<p>酒井：ぜひぜひ。リッチメディアも一つの手段にすぎませんが、クリックしたかしないかの議論より、ユーザーの気持ちが動いたか、動かすための手段として有効か、その部分で取り組んでいきたいと思います。</p>

<p>有園：他にありますか？</p>

<p>酒井：モバイルとやスマートフォンなどデバイスをまたいだ場合のアトリビューションもやりたいですね。技術的にはまだまだできないこともありますが、できることから少しづつ、でもスピーディに。朝日広告社は総合広告代理店でありながら、ネット専業広告代理店のような一面もあります。まだまだ決して大きな会社ではないですが、大きくないからこそスピードとチャレンジは大事にしています。</p>

<p>有園：とても楽しみですね。本日は、どうもありがとうございました。</p>

<p>酒井：ありがとうございました。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション対談 朝日広告社 | アタラ8" src="http://www.attribution.jp/asako/201204asako8.jpg" width="500" height="438" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p> （END）</p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="サングラスのアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_sunglasses.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>【アトリくんの視点】早くからアトリビューションに取り組んでおられる朝日広告社さん。99%の人をどう振り向かせるかという考え方は基本ですが見落としがちですよね！Attribution Ratio、気持ちの導線パターンという考え方はすばらしいですし、MediaMindのシーケンス配信もこのロジックがあればさらに活きますね。今後の発展に期待です。アトリビューションについてはシナリオ設計力、クリエイティブが広告代理店さんの大きな強みになるんでしょうね。酒井さん、貴重なお話をありがとうございました！
</td>
  </tr>
</table>]]>
        
    </content>
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    <title>Adobe、予測マーケティングソリューションを発表</title>
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    <published>2012-03-26T23:55:00Z</published>
    <updated>2012-03-27T00:42:52Z</updated>

    <summary>アドビがpredictive marketing（予測マーケティング）ソリューシ...</summary>
    <author>
        <name>杉原剛</name>
        <uri>http://www.atara.co.jp</uri>
    </author>
    
        <category term="ソリューション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="adobe" label="Adobe" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="ニュース" label="ニュース" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="予測分析" label="予測分析" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<p>アドビがpredictive marketing（予測マーケティング）ソリューションを発表。</p>

<p><a href="http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/20120322_PredictiveMarketing.html">Adobe Digital Marketing Suite、予測マーケティングによりビッグデータに対応</a></p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ウィンクするアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_wink.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>【アトリくんの視点】
predictive marketingはここ数年とても地味に語られ取り組まれてきたと思います。ビッグデータが盛り上がる中、それはなぜかというと企業と消費者の接点となるメディアやデバイスが多様化しデータが引き続き大爆発しつつ、競争環境はますますスピード勝負になり厳しさを増す中、勝つため（というか生き延びていく上で）意思決定を少しでも正確に、容易にするため、そのための判断基準が未来を予測したpredictiveなものになるのは自然の流れです。アトリビューションは現在でも過去のデータからモデルを作り、次にプランニングするキャンペーンのリターンを最大化するためのシミュレーションを行うという意味ではすでにpredictiveな取り組みではあるのですが、より大量のデータ、多くの変数をもってダイナミックに、かつ見える化された形で意思決定支援するフレームワークを有しているのがこのソリューションの特長かと思います。そしてやはり米国がリードする形でこの方向に向かいつつあります（しかもこの予測分析の結果の後の実際のアクションについても自動化できるプロセスは自動化してしまうという取り組みも開始しています）。
あ、あと、タイトルはビッグデータが目的になってしまっているので「Adobe Digital Marketing Suite、ビッグデータ対応により予測マーケティング機能を実装」とかのほうがしっくりきます。
</td>
  </tr>
</table>]]>
        
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    <title>書籍「アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法」</title>
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    <published>2012-03-26T01:00:00Z</published>
    <updated>2012-03-26T01:20:36Z</updated>

    <summary>アトリビューションについての国内初の解説書がインプレスジャパンより発売されます。...</summary>
    <author>
        <name>杉原剛</name>
        <uri>http://www.atara.co.jp</uri>
    </author>
    
    <category term="アタラ" label="アタラ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="fringe81" label="Fringe81" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="書籍" label="書籍" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<p>アトリビューションについての国内初の解説書がインプレスジャパンより発売されます。<br />
アトリビューションの定義、取得データと準備、モデリング、マネジメントなどをカバーします。また、アトリビューションに取り組んでいる業界各社の担当者コラムも含まれます。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法" src="http://www.attribution.jp/book/3184B.gif" width="170" height="241" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4844331841/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=atarajp-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4844331841">アトリビューション 広告効果の考え方を根底から覆す新手法</a><br />
佐藤康夫、 杉原剛、 有園雄一、 田中弦 著<br />
定価：1,680円 (本体1,680円)<br />
発売日：2012/3/26<br />
サイズ・判型：A5判<br />
ISBN：978-4-8443-3184-1<br />
発行：インプレスジャパン</p>

<p>アマゾンへのリンクは<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4844331841/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=atarajp-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4844331841">こちら</a>です。</p>]]>
        
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    <title>アトリビューション特別対談：株式会社リクルート小川卓 ×アタラCOO有園雄一</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000115.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.115</id>

    <published>2012-03-21T00:37:56Z</published>
    <updated>2012-03-21T01:13:00Z</updated>

    <summary>             特別対談です！今回は、株式会社リクルートの住宅情報事業...</summary>
    <author>
        <name>杉原剛</name>
        <uri>http://www.atara.co.jp</uri>
    </author>
    
    <category term="アタラ" label="アタラ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="リクルート" label="リクルート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="対談" label="対談" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アカデミックなアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_academic.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>特別対談です！今回は、<a href="http://www.recruit.co.jp/">株式会社リクルート</a>の住宅情報事業であるSUUMO（スーモ）においてアトリビューション分析に取り組んでおられる小川卓さんに色々と伺っていきます。</td>
  </tr>
</table>

<p>-----------------------------------------------------------------------------------------------------------<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="リクルート | アタラ 対談" src="http://www.attribution.jp/recruit/attributiondialogue_ogawa-san02.jpg" width="500" height="250" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><strong><big><font color=blue>広告主が語る「アトリビューション分析」</font></strong></big></p>

<p>有園：今回は、リクルートのSUUMO（スーモ）で実際にアトリビューション分析をなさっている小川卓さんをお迎えしてお話を伺います。最初に自己紹介をお願いします。</p>

<p>小川：私は、新卒でマイクロソフトに入社し、1年くらいたって電子マネーの会社に移り、そこで初めてアクセス解析の導入や運用に携わりました。その後、2006年にリクルートに入社し、最初の5年間はアクセス解析ツールの導入や教育、運用をやっていました。2011年の4月からSUUMO（スーモ）に入り、ウェブアナリストとして仕事をしています。その中のひとつとして、アトリビューションを担当しています。</p>

<p>有園：小川さんのFacebookを見てきたのですが、英語がお得意のようですね。大学はロンドンだと伺いましたが、どのような勉強をしていたのですか？</p>

<p>小川：アクセス解析とは関係のない化学をやっており、数学の学士をとりました。中学3年生のときからロンドンへ行き、そのまま大学に入りました。化学をやる上でコンピューターにも通じるところがあり、1998年頃からウェブサイトをつくっていましたので、馴染みがあってこの業界にきました。</p>

<p>有園：なるほど。それでは、統計学もやっていたのですか？</p>

<p>小川：基礎的な部分でしたが学びました。</p>

<p>有園：『入門 ウェブ分析論～アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識～』（ソフトバンククリエイティブ）という著書を小川さんは出していらっしゃいますが、統計的な部分が多かったので詳しいのかなと思いました。</p>

<p>小川：本著の発売当時、そういった情報があまりなかったので触れておこうと思いまして。</p>

<p>有園：すごく勉強になりました。結構、売れていますよね？</p>

<p>小川：改訂版がもうすぐでますよ。</p>

<p>有園：改訂版を買わせていただきますね。日本では大学院を出ていらっしゃるのですか？</p>

<p>小川：ロンドン大学を出て　日本で早稲田の大学院へ入りました。</p>

<p>有園：早稲田では何を勉強していたのですか？</p>

<p>小川：化学ですね。コンピューターを使う化学だったので、そのままIT系の企業にいこうかなと思いました。</p>

<p>有園：そのような経緯で2006年にリクルートへ入られて、アトリビューションに業務として携わったのはいつ頃からですか？</p>

<p>小川：SUUMO（スーモ）にくる前に、スタッフ部門でアクセス解析の導入・運用・教育・分析などを担当していました。各部門とやり取りをする中で、SUUMO（スーモ）からアトリビューション分析をやりたいという話があり、集客の可視化とコストを削減していきたいと。どういう風にやっていくか話しているうちに自ら異動して、正式なキックオフは2011年4月からでした。それまでは情報収集や、誰とやるのかなどを進めていました。</p>

<p>有園：2010年に私は小川さんと初めてお会いしたと思うのですが、そのときにアトリビューションに関して打ち合わせしたと記憶しています。あの時から基礎研究をなさっているんですね？</p>

<p>小川：そうですね。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="リクルート | アタラ 対談1" src="http://www.attribution.jp/recruit/rc_taidan1.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>データを揃えることからスタート</font></strong></big></p>

<p>有園：2011年4月にプロジェクトとして何から手をつけられましたか？</p>

<p>小川：基本的なことですが、まずデータを揃えることからです。</p>

<p>有園：データはそろいましたか？</p>

<p>小川：集まりましたが綺麗にするのに2、3ヶ月かかりました。規模が膨大であり、データの精度の部分が厄介でしたね。実装ミスなども見えてきたので、そのあたりの整理や仕様の再確認も必要でした。</p>

<p>有園：そのデータの整理をする過程で、一番大変だったことはなんですか？広告主として独自に取り組んでいる上で課題になる部分はどこですか？</p>

<p>小川：私が直接は担当してはいませんが、広告系のデータを集める部分が一番大変だったようです。かけるお金は時期によって違いますし、決まった時期に決まった金額というほど単純ではありません。例えば、バナー広告だと5か所に掲載してまとめて100万円という出し方があります。その場合、各媒体の算出をしていないので分かりません。SEOもキーワードあたりいくらというのが分かりません。アトリビューションの施策が行いやすいという観点から、リスティング広告とバナー広告から手をつけています。これらは手を入れやすい、修正しやすいかなって思っています。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="リクルート | アタラ 対談2" src="http://www.attribution.jp/recruit/rc_taidan2.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>バナー広告は最初の流入に貢献している</font></strong></big></p>

<p>有園：整理しますと、2011年4月からやっていることは、2、3ヶ月のデータ整理をして、基本的には、リスティング広告とバナー広告でアトリビューション分析をしているということですね。</p>

<p>小川：もともと、バナー広告には仮説があって、初回の流入と2回目の流入に効いていることは、アクセス解析データを分析すると分かっています。それと同時に、セッション単位のコンバージョンで見ると効率が悪いということも分かっています。</p>

<p>有園：これは結構、重要なことですよね。</p>

<p>小川：はい。バナー広告は初回や2回目など、最初のほうの流入には貢献していることが分かっています。</p>

<p>有園：アトリビューション分析をしなくても、セッション単位で見たときに初回や中間でクリックされている、サイトに入ってきていることが分かるということですね。</p>

<p>小川：アクセス解析のデータから、訪問回数と流入を掛け合わせしてあげれば分かります。</p>

<p>有園：その一方で、最後のコンバージョンに至る部分では、バナー広告はコンバージョン率が低い、効果が低いと。</p>

<p>小川：SEOやノーリファラーと比べてしまうと悪いよねと。私たちが考えているバナー広告の目的としては、集客として大勢の人たちを連れてくるというのがあります。SEOやリスティング広告は検索エンジンにきて検索しないと、そもそも流入の対象になりません。しかし、バナー広告は検索をしなくてもカスタマーとなる方が見ているサイトに表示されリーチもするし、もしかしたらクリックをしてもらえるかもしれない。単純にコンバージョンを増やそうという目的ではなく、そもそも認知や流入を増やしたいという目的があったので、コンバージョン率が悪いことは必ずしも悪ではありません</p>

<p>有園：そこは、ユニークユーザー数とかで見ていますか。</p>

<p>小川：そうですね。ページビュー数も見ています。バナー広告が効果なくても、全部止めるということはありません。最初は効いているけれど、最後は効いてないぞ。でも、セッションで見るとつながっていないけれど、もしかしたら初回はバナー広告を見た人が3、4回目でコンバージョンしてくれているのではないか。そういったバナーもあるのではと考えています。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>広告代理店との付き合い方</font></strong></big></p>

<p>有園：ところで、リスティング広告とバナー広告を分析しようとデータをそろえるところでは、代理店さんのご協力をいただいているのですか？</p>

<p>小川：はい。リスティング広告もバナー広告も代理店を通して実施しております。</p>

<p>有園：アトリビューション分析に取り組むにあたっての課題として、代理店さんとの関係があると思います。複数の代理店さんとお付き合いがある場合、どうしていますか？</p>

<p>小川：当社も、リスティング広告だけでも複数の代理店さんにお願いしていますし、バナー広告もいろいろなところに出しています。それぞれに代理店さんがいらっしゃいます。</p>

<p>有園：データの提出をお願いすると、すぐに対応していただけますか？</p>

<p>小川：分析にどうしても必要なデータなのでご協力をお願いしています。複数の代理店さんとお付き合いしているので、それぞれデータの管理の仕方も違います。そのため、データのフォーマットの統一は我々がやらなければなりません。そのあたりは時間がかかりますね。</p>

<p>有園：代理店さんに「アトリビューション分析をしたいのでデータをください」というと、「それなら、アトリビューションの分析をこちらでやらせてください」という営業をうけませんか？</p>

<p>小川：アトリビューション分析の話をもらいますが、我々の規模感だと出せません。また、複数の代理店さんとお仕事をさせていただいているので、特定の代理店さんに一括でお願いするのは難しいですね。また、アトリビューション分析だけをしているのではなく、需要予測であったり、レコメンドのロジックへの活用だったり、そこまで加味した設計ができるかどうかですね。アトリビューション以外の分析にもそのデータを使いますし。一部だけを取り出してお願いするのも難しく、かといって全部をお願いするのも難しいのが現実です。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>アトリビューション分析の効果</font></strong></big></p>

<p>有園：リスティング広告とバナー広告を分析して約十ヶ月たちますが、ある程度効果はあがりましたか？</p>

<p>小川：我々としても、分析は完了しているのですが明確な効果はまだ出ていません。どのバナー広告が良いかなどは見えてきています。ただ、実行の部分では苦労しています。駄目だと判断されたバナー広告を減らしたところで、本当にコンバージョンは減らないのだろうか。予算配分を変えたときに、本当にアトリビューション分析のおかげで効果が上がることを証明しなければなりません。バナー広告を止めた効果が半年後くらいにならないと出ないとして、その間にサイトを修正したり季節要因があったりするので、良い結果に至ってもアトリビューション分析の結果であることを証明するのが難しく。そこに悩んでいます。</p>

<p>有園：アトリビューションの分析をして、効果の良いバナー広告や悪いバナー広告、効果の良いキーワード、悪いキーワードは見えているということですね。</p>

<p>小川：そうですね。</p>

<p>有園：それは、セッション単位でラストだけを見ていたときは、評価が低かったバナー広告が、アトリビューション分析の結果、評価が高くなったバナー広告もあるということでしょうか？</p>

<p>小川：実際、アトリビューション分析の前後で、8、9割のバナー広告は評価が変わりません。なぜなら、バナー広告やリスティング広告は5年くらい前から続けていることなので、その間にかなり最適化されてきて、セッション単位で悪いバナー広告は既にきっている場合が多いのです。セッションで良いものは残っています。ここは変わりません。ただバナーなどはその目的からセッションで悪いのが当然なので、その中から一部、ユーザー単位で見ると悪くないね、というものが出てきています。</p>

<p>有園：そうした分析結果が完全には施策に反映できていないということですね。メディアの予算を変更して、効果の悪いものは減らし、良いものに寄せることはすぐにできると思いますが、もしやったとしたら何パーセントくらいコンバージョンがアップしそうか試算されていますか？</p>

<p>小川：需要予測という仕組みを作りこんでいまして、過去データから未来を予測する仕組みはつくっています。ただ、具体的なバナー広告ひとつひとつ単位での予測はできていません。全体は見られるようになっています。</p>

<p>有園：アトリビューション分析を需要予測に活かしていくのですか？</p>

<p>小川：双方向ですね。アトリビューション分析で出た結果を需要予測に取り込みたいし、需要予測をもとに実施した結果をアトリビューション分析に取り込みたい。そうして精度を上げていきたいですね。お互いを利用しながら精度を上げていきます。ここはパートナーさんに協力いただいている部分になります。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="リクルート | アタラ 対談3" src="http://www.attribution.jp/recruit/rc_taidan3.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>アトリビューション分析の使用モデル</font></strong></big></p>

<p>有園：需要予測と現実の値に乖離があると思います。精度をあげるために、いまはどのようなモデルで分析しているのですか？<br />
　<br />
小川：アトリビューションの効果配分という観点では、マルコフと時間減衰という二つのモデルを提案いただき、そちらを利用しています。</p>

<p>有園：マルコフってロシアの統計学者の名前ですよね？統計学として使われるモデルである状態遷移。物事が移っていく際に、移っていく確率を出していくという事ですよね。　Aというバナー広告でサイトに訪れた人が、その後サイトに訪れる確率が何パーセントかということをベースに計算するわけですよね。　</p>

<p>小川：そうですね。サイトに再度連れてくる集客元が偉いんですよってことです。</p>

<p>有園：モデルで一番基本的なものは均等配分モデルといわれています。小川さんのブログでも、均等配分や初回重視などが紹介されていますが、いきなりマルコフにいったのですか？　</p>

<p>小川：色々な話も出たのですが、正解はないですね。たぶん、サイトごとに違うと思います。このモデルのほうが実態をよりよく表しているかも、というものもあると思います。ロジックは感情を反映するので、その人の思いや、やりやすさで一番良いものは変わってきます。我々としても、これが一番というものを持っていません。SUUMO（スーモ）というサイトは検討期間は長いし、再訪も多いです。だから、価値を「複数回訪れてもらうこと」におきました。それに近いモデルを探したときに、マルコフの状態遷移にいきつきました。</p>

<p>有園：ということは、購買サイクルが比較的長いという事実があって、それに比較的あっているモデルがマルコフの状態遷移だったということですね。</p>

<p>小川：期間が短いサイトにはアトリビューション分析は向いていないと思っていまして、1回目2回目でコンバージョンしてしまうサイトは評価があまり変わらないので、期間が長いサイトのほうが向いていると思います。</p>

<p>有園：それと時間減衰。</p>

<p>小川：それは何かというと、バナー広告A経由でサイトを訪れてからバナー広告Bで訪れるまでの日数も大事だよねということです。再訪までの期間が短い方が影響度は高いです。期間を開けずに再訪してくれたときは、バナー広告が印象に残っていたと考えられます。3か月後にサイトを訪れた場合、ユーザーはバナー広告Aを見たことなど覚えていないでしょう。期間が短いほど貢献度の割合を高くして取り込むという考え方を利用しています。</p>

<p>有園：先ほどおっしゃったマルコフの状態遷移というモデルと時間でさらに減っていくというモデルを掛け合わせてアトリビューション分析の重みや貢献度を出していると。そこには、もはや均等配分という考え方はまったく入っていないということですね？</p>

<p>小川：はい。結果的には均等配分になるかもしれませんが、考えてはいません。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>モデルの精度を上げるためのチェック</font></strong></big></p>

<p>有園：モデルの精度を上げるためにチェックをしているんですか？</p>

<p>小川：はい。今後の課題ではありますが、取り組んでいきたい部分になります。我々のサイトは季節変動の要因が大きいので、そこが重要です。たとえば、賃貸ならば4月に引っ越すので3月までに決めたいと。ここはモデルに組み込みづらい部分ですが、賃貸には3月末に契約しなければならないというゴールがあります。1月から検討しようが、2月に検討しようが、3月に契約しなければならないことは決まっています。だから、検討期間が平均で2カ月みたいなことは出しづらいんです。ある特定の月だけコンバージョンが増えるわけです。新築マンションなどは決まった月に必ず買うものでもないし、リフォームの場合も、すでに家に住んでいるわけですから、タイミングはまちまちです。いろいろな形態があるので、それぞれごとにモデルも違うという面からも、まだ課題は沢山あります。</p>

<p>有園：季節変動を取り込もうとしているけれど、そこまではできないと？　</p>

<p>小川：季節変動要因は需要予測に入っています。マス広告の出稿状況も入っているし、昨年3月の震災の変数も入るような仕組みを作成していただきました。ただ、それらを加味して月ごとにモデルを変えていくところには至っていない状態です。月ごとにモデルを変えるのが正解なのかもしれませんが。</p>

<p>有園：そうなんですよね。その商材の購買サイクルによるとは思いますが、月ごとにモデルを微調整できるのが理想的だな、と私も感じています。実際にやるのは難しいことですが。さて、ここで視点を変えてお伺いしたいのですが、私自身、お客様や代理店さんに呼ばれてアトリビューション分析のお話をさせていただく際、モデルの話でつまずく方が必ずいらっしゃいます。「正しいモデルがないよね」という話になるのですが、そのような時の「正しいモデル」とはどのような意味があるのですか？</p>

<p>小川：我々の言う「正しい」とは、例えば、あるモデルができて、そこに何かを足したり引いたりして、シミュレーションをして出た数字が、実際に3か月やったら本当に同じ数字が出るのか、ということですね。想定と現実の数字が近ければ、精度の高いモデルだといえます。</p>

<p>有園：シミュレーションと現実の値が一致するということですね。　</p>

<p>小川：ずれていれば計算の仕方、配分が間違っていることになります。</p>

<p>有園：現実におこっていることをすべて把握できて、それをモデルに組み込めるなら、シミュレーションで出てきた値が現実の値と一致すると。</p>

<p>小川：一致するとなにができるかというと、予測ができるようになるんですね。来年、達成したい売上額、資料請求数というゴールに対して、どれだけ予算を投下して集客をすればいいか予測ができます。</p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>アトリビューション分析の最終ゴール</font></strong></big></p>

<p>有園：アトリビューションをやっている最終ゴールは需要予測ということですか？</p>

<p>小川：アトリビューション分析はミニマムコストで最大限のゴールを達成したいという思いから行なっているので、最終ゴールは「目標達成のための集客コストの最適な予算配分」と「その配分が正しい」ということですね。</p>

<p>有園：最小限のコストで目標を達成したい場合、正しいモデルというのは現実をすべて把握していなければ作れず、それはできません。できないからモデルを使う訳ですが、正しいモデルがないという表現が引っ掛かる人もいると思います。　</p>

<p>小川：正しいモデルが無いというよりは、どの会社にもあてはまる一つのモデルはないという意味ですね。サイトごとに違うのが前提で、100パーセント正しいモデルはないので、何回か回していくなかで、80パーセントを90パーセントへと、理想に近づけていくというのが現実です。</p>

<p>有園：理解してくれる人もいる一方で、毎月モデルが変わる可能性があるため、毎月モデルが変わると評価する軸が変わるので疑問に思う人もいます。あるバナー広告の今月の評価と2、3か月前の評価軸がぶれるのは問題ではないですか、と質問を受けます。</p>

<p>小川：アトリビューション分析は途中プロセスだと思っていまして、最終的に見るのは流入とコンバージョンです。実際はセッションベースのものを見ると思います。月次のモニタリングする際はセッションベースでモニタリングすることを統一しておきます。アトリビューシ分析をするのは、コスト削減や集客予算の最適化のためにやるのであって、報告のためではありません。報告は通常のモニタリングとは別の軸で行う事が大切だと考えています。アトリビューション分析をやる前に、セッション単位で評価をしていたのであれば、それは変わってしまいますが、どういう風に変わっているかが重要です。いままでより良くなっている、精度が高くなっています。変わるけれど、いままでより良くなっていることを受け入れなければなりませんね。精度が上がっていることは、より最適化しているとか、より正しく自分の現状を理解できるということなので良いことです。評価軸は別にもっておくという事で統一すればいいのかなと思います。</p>

<p>有園：ある意味、報告するために軸を変えないことにこだわるというのは、本末転倒ですよね。最終的にコンバージョンをより安くより効率よく増やすためには、評価軸を変えなければいけないということですね。</p>

<p>小川：アトリビューション分析をやる時点で評価軸をかえる必要があります。セッションからユーザにすること自体がドラスティックな訳で、そこをやるんだったらあとはできるよと。</p>

<p>有園：アトリビューション分析に取り組むことで、評価軸が変わるわけですが、御社は抵抗はありませんでしたか？</p>

<p>小川：いまより良くなる、コスト削減できるはずという期待があり、セッションではなくユーザーで見たほうがいいよねという事実は誰もが受け入れてくれると思います。後は結果を出すだけです。</p>

<p>有園：アトリビューション分析に関して、御社内での抵抗はなかった訳ですね。</p>

<p>小川：そうですね。目的があり、いまより良くなるわけですし。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="リクルート | アタラ 対談4" src="http://www.attribution.jp/recruit/rc_taidan4.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>アトリビューション分析の課題</font></strong></big></p>

<p>有園：改めてアトリビューション分析をやるにあたっての課題をお伺いしてもいいですか？　</p>

<p>小川：データをちゃんと集めるということですね。成果となるURLを洗い出すのも大変です。いつ、それが変わったのか記録しなければなりません。データを集め、正しい状態にするのが大変です。また分析を開始するためのハードと人の準備ですね。分析のためのモデルなどを実装して、ログを集計して解析してくれる人の確保。彼らの活躍なしでは実現ができません。</p>

<p>有園：分析、集計はアウトソーシングですか？　</p>

<p>小川：はい、パートナーさんと一緒に協力して進めております。考え方を共有しながら、人を獲得し予算を確保します。膨大なデータも何をつかって集計して、どこに保管するのか。この辺を解決するハードウェアも必要です。</p>

<p>有園：アタラでやるときもサーバーを立てます。</p>

<p>小川：ですよね。ローカルでアクセスできるレベルではないのでそういったものは必要ですよね。先ほどの話でもありましたが、コスト削減の部分で、ログデータをもとにレコメンドなどもしていますのでそのあたりのデータや、単純にアトリビューション分析をするためのデータ集計ではなく、前後の仕組みの構築なども必要ですね。</p>

<p>有園：かなり時間がかかりそうですね。</p>

<p>小川：だから10カ月かかりました。</p>

<p>有園：この10ヶ月は、こうした課題解決に費やしてきたということですか？</p>

<p>小川：そうですね。アトリビューション分析の周辺というか、他のものと関わってきますので、アトリビューション分析を一番優先順位高くやっているわけでもなく、他との調整をしながらですね。</p>

<p>有園：なるほど。10か月やってきて、ある程度結果が出てきた訳ですが、今後はそれらを活かしてどういった方向に進んでいこうとお考えですか？</p>

<p>小川：需要予測の仕組みとアトリビューションの仕組みは作りきりたいですし、実際に施策を打ちたいです。たどりつかなければならないのは、自分や上司を含めこの結果に納得できるということが大事だと思います。色々と改善をしていき、本当に使っても大丈夫だという自信を持ちたいですね。いままでの勘などを含め、各担当者の経験だけではなくアトリビューション分析の数字も使えそうだねと担当者に納得いただければと考えています。</p>

<p>有園：お伺いしていると、いわゆるアトリビューション分析と呼ばれている、バナー広告とリスティング広告の出稿を最適化していくことは出来ていると思いますが、それ以上のところを目指しているわけですね。季節要因や震災の影響、個別の担当者の知見や仮説を取り込んでいくということですよね？　</p>

<p>小川：そうですね。彼らに使ってほしいので。ウェブサイトのオーナーや集客予算を握っている人に信じてもらえなければなりません。</p>

<p>有園：オフラインのテレビなどはアトリビューションのモデルに今後連携していく予定ですか？</p>

<p>小川：テレビCMを流せば検索が生まれるので、結果的にモデルに反映されています。除外はしていません。需要予測に関しては自分で設定できるようになっています。つまりこの月は何GRPだしますと設定すると、過去のデータをもとに予測します。</p>

<p>有園：ということはテレビのGRPだけではなく、御社の場合交通広告なども出している訳ですが、それらも取り込んでいくのですか？</p>

<p>小川：そこは手動の部分ですね。担当者が過去の経験、数字をもとに自分で変数を設定する感じです。ないものは予測できないので。</p>

<p>有園：あとどれくらいで、小川さんが望んでいるものができそうですか？</p>

<p>小川：あと1年くらいかな。どこまでやりきるか、やるべきかも考えているところですね。<br />
　<br />
有園：壮大なプロジェクトですよね。</p>

<p>小川：人数多いですし、コストもかかっています。</p>

<p>有園：コストってどれくらいかかっているんですか？　</p>

<p>小川：億単位ですね。集客予算を5パーセントから10パーセント改善できれば元はとれます。無駄な広告を減らすのはすぐ出来ると思いますが、そこまででいいのか？アトリビューション分析にはステージがあるので、最初にどこを目指すか決めておかないと、はまってしまいますね。需要予測を組み込むところまでやるんだっけ？やらないんだっけ？など。大事なのはアトリビューション分析で一回数字を見てみた時に違いがないことが分かれば自信をもって今まで通りでいいと思います。ただ、みんなにアトリビューション分析の結果を見てほしいですね。正直モデルはなんでもいいわけで、究極はファースト、ラストだけでいいです。アトリビューション分析は自分の会社に関係あるのかないのか。そこだけでも見るべきだと思います。　</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="リクルート | アタラ 対談5" src="http://www.attribution.jp/recruit/rc_taidan5.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p><br />
<strong><big><font color=blue>アトリビューション分析はやるべき？やらないべき？</font></strong></big></p>

<p>有園：最後にお伺いしますが、小川さんはアトリビューション分析をお勧めしますか？</p>

<p>小川：まずは、Google アナリティクスの「マルチチャネル」レポートを見てほしいですね。成果のうちアシストが含まれる割合を見てほしいです。それが2割3割なら必要ないですね。アトリビューション分析をやるときにかかる時間とリソース、担当者の確保、担当者が費やす時間を考えると、アトリビューション分析をやるよりはSEOやリスティング広告を一生懸命やるほうがいいと思います。SEOやリスティング広告をやりきって、さらに何かというならアトリビューション分析はいいいと思います。</p>

<p>有園：アタラに問い合わせがある方は　リスティング広告をやりきっていると言う方が多いのですが、そういった方はアトリビューション分析をやったほうがいいと？</p>

<p>小川：そうですね。チャレンジする価値はあるかと思います。アシストがあった割合や検討期間を見てみて、そこにサインがあれば取り組むべきですね。アタラさんに分析を任せられるなら、やる側は楽というか、嬉しいと思いますよ。我々みたいに、仕組みを作って、モデルを考えて、自社でやるのは相当大変です。</p>

<p>有園：なるほど、自分でやるのは、けっこう大変だということですね。</p>

<p>小川：膨大なデータを扱っていましたし、最初は混沌として方向性を含め定まっていなかったので、内部でやるしかなかったのが事実です。</p>

<p>有園：御社は内部でやるのが正解だと思います。小川さんと議論したりするのは楽しいですが、御社のデータボリュームは外に出すには大きすぎますよ。分析の時間も相当かかりそうですしね。</p>

<p>小川：おかしいな（笑）本当は丸投げしたいのですが。</p>

<p>有園：モデルがいろいろありますし、まず手をつけるのは均等配分モデルということでやったとしても、そこから先に進むのは難しいですよ。</p>

<p>小川：分析はできるんですよね。</p>

<p>有園：分析すると、シミュレーションの結果と現実はぜったいに違うので。それをモデルに当てはめるのは非常に難しいです。とくに御社ぐらいのボリュームでは大変ですよ。</p>

<p>小川：ワンショットではないですからね。メディアプランもありますし。</p>

<p>有園：そう簡単にはメディアプランは変えられないですね。お客様の中には、リスティング広告とバナー広告の扱っている部門が分かれていて予算が別であることも多いので、予算のスライドはすぐにはできませんね。</p>

<p>小川：まずは、分析結果を信じてもらわないと動かせませんね。</p>

<p>有園：ただ、リスティング広告だけでも余地はありますけどね。無駄なビッグワードを出稿していた際、間接効果があると思ってやっていたけれどアトリビューション分析の結果、コンバージョンにはつながっていないことが判明します。</p>

<p>小川：いらないところは削りましょうということですね。</p>

<p>有園：そういった意味では、コスト効率を見てリスティング広告をきちんとやっている場合、リスティング広告だけでは厳しいですね。リスティング広告が最適化されていて、とりきっているのでこれ以上伸びないことがあります。そういうときは、バナー広告との組み合わせを考えるわけです。DSPの登場のおかげで、バナー広告が安く買えて、初回で効きコンバージョンに貢献しているという傾向が見えています。</p>

<p>小川：バナー広告の課題としては、アトリビューション分析結果が施策へダイレクトに連動していないという事ですね。すぐに動けない。分析できました、企画を考えましょう、やりましょう、といっても時間がかかる。この辺の問題を解決するシステムが日本でも展開されると、もう少しやりやすくなると思います。アトリビューション分析ツールもないので、どうしても個人戦に近くなります。</p>

<p>有園：日本にはアトリビューションツールと広告の入札ツールがまだ連動してないですからね。おそらくアメリカからはいってくるでしょうね。人が介在するとモデル通りにいきませんからね。</p>

<p>小川：最適にしたいけれど、できないケースがあります。単純なコンバージョン獲得は違う文脈で出すバナー広告もありますし、競合対策もあります。アトリビューション分析結果で、検索順位で最適なのは3位と出たから3位にするのではなく、お客様の手前　あるいは　営業的な側面から、1位でなければならないこともあります。宣伝費として考えますが、こうした事情もあって完全には最適化できないと思います。</p>

<p>有園：うちでは、アトリビューション分析結果にしたがって、メディアプランを作り直したものをお客様には社内で検討していただきます。代理店さんとの調整も必要ですが、現実的には難しいことも多いのです。バナー広告Aの評価が低いから落とすと、全体の単価が上がってしまうこともあります。バナー広告Aも含めて購入することで価格を安くしてもらっていたので、落としてしまうと単価が上がってしまう。分析をしたけれど、全体の予算見なければならないということですね。バルクでインプレションを購入していたりすると、配信量を減らすことで単価があがったりと。いろいろと大人の事情もあって、理屈通りには仕事は動かないのですよね。<br />
さて、最後に、小川さんからのメッセージをお願いします。</p>

<p>小川：アトリビューション分析という考え方自体は正しいと思います。誰でもわかるはずです。セッションではなくユーザーを見て分析しようというのはベースにあって、ここはみなアグリーなわけです。ただ、こういったものは5年前10年前から議論があってはしぼんでということを繰り返しています。今回のアトリビューション分析の盛り上がりはいいタイミングだと思います。集計するためのデータは取れるようになっていますし、広告も複雑化していますし。アトリビューションをやるための条件はそろっていると思います。ここで大小関係なくやりきったという事例が増えるとアトリビューション分析という活動が一般化され、残っていくんだろうなと思います。だから、やろうとしている人が情報共有して、みんなで情報をだしあって頑張っていくのが第一だと思います。当たり前のものとして定着していくことを目指したいですね。セッションというものがなくなってユーザー単位で分析する事が当たり前の世の中にしたいです。</p>

<p>有園：小川さんもまとまった成果を外に出せるタイミングになったら、事例としてご紹介くださいね。</p>

<p>小川：お任せください。</p>

<p>有園：ありがとうございました。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="リクルート | アタラ 対談6" src="http://www.attribution.jp/recruit/rc_taidan6.jpg" width="500" height="375" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>（END）</p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アトリくん" src="http://www.attribution.jp/2010/12/09/atori.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>ウェブマーケティング分野においても常に先端を走ってきたリクルートさん。実践や試行錯誤から得られたのであろう経験談やインサイトがいっぱいの話でした。モデルや分析の話だけでなく、環境準備、体制などのお話もとても参考になりましたね。<br>
小川さん、貴重なお話をありがとうございました。
</td>
  </tr>
</table>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>アトリビューションモデルの調整方法（SEWより）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000114.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.114</id>

    <published>2012-03-19T01:32:14Z</published>
    <updated>2012-03-19T01:41:16Z</updated>

    <summary>SEW（Search Engine Watch）にアトリビューションモデリングに...</summary>
    <author>
        <name>岡田吉弘</name>
        <uri>http://www.attribution.jp/</uri>
    </author>
    
    <category term="ハウツー" label="ハウツー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="searchenginewatch" label="Search Engine Watch" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<p>SEW（Search Engine Watch）にアトリビューションモデリングについての記事があがっていました。</p>

<p><br />
Refining Your Attribution Model to Gain Clarity on Media Performance<br />
<a href="http://searchenginewatch.com/article/2159921/Refining-Your-Attribution-Model-to-Gain-Clarity-on-Media-Performance">http://searchenginewatch.com/article/2159921/Refining-Your-Attribution-Model-to-Gain-Clarity-on-Media-Performance</a></p>

<p><br />
アトリビューションモデリングについては諸説ありますが、どのようなモデルを採用したとしても、それぞれのモデルにどのような要素を加味するかによって評価は変わってきますね。</p>

<p><br />
この記事では、以下の4つのモデルと3つ要素を加味して、各要素の重み付けを変えたときにモデルから得られる結果がどう変化するのかを解説しています。</p>

<p><br />
<strong>＜4つのアトリビューションモデル＞</strong><br />
・ラストクリックモデル (Last Click Attribution)<br />
・ファーストクリックモデル (First Click Attribution)<br />
・均等配分モデル (Equal Weighting Attribution)<br />
・カスタム評価モデル (Custom Credit Attribution)</p>

<p><strong>＜3つの要素＞</strong><br />
・エンゲージメント (Engagement Factor)<br />
・メディア (Media Factor)<br />
・期間 (Time Factor)</p>

<p></p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
   <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="アカデミックなアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_academic.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
   <td>【アトリくんの視点】
<a href="http://searchenginewatch.com/article/2159876/Multi-Touch-Attribution-Study-Finds-Organic-Search-Greatly-Undervalued">Slingshot SEO</a>の記事に触発されて書かれた記事ですが、参考になる内容ですね。どのモデルを採用するかどうかだけでなく、どういった要素を評価項目に含めるかによって得られる結果は変わってきます。キャンペーンの目標を考慮しながら決めていきたいですね！
</td>]]>
        
    </content>
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    <title>Slingshot SEO のアトリビューションレポート</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000113.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.113</id>

    <published>2012-03-18T23:25:37Z</published>
    <updated>2012-03-19T01:39:33Z</updated>

    <summary>Slingshot SEO というインディアナ州に本社を置くSEO会社が出したア...</summary>
    <author>
        <name>岡田吉弘</name>
        <uri>http://www.attribution.jp/</uri>
    </author>
    
    <category term="ハウツー" label="ハウツー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="searchenginewatch" label="Search Engine Watch" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<p>Slingshot SEO というインディアナ州に本社を置くSEO会社が出したアトリビューションモデリングに関するレポートです。</p>

<p><br />
Largest Study to Date on the Value of Online Marketing Channels - Slingshot SEO<br />
<a href="http://www.slingshotseo.com/resources/white-papers/valuing-conversions-through-multi-touch-attribution/">http://www.slingshotseo.com/resources/white-papers/valuing-conversions-through-multi-touch-attribution/</a></p>

<p><br />
レポートのサマリーとして、以下の3つが挙げられています。</p>

<p><br />
<li>自然検索は（従来の分析と比べて）過小評価されている</li><br />
<li>PPCや被リンク経由も多くの場合過小評価されている</li><br />
<li>サイトにダイレクトに訪問したアクセスは過大評価されている</li></p>

<p><br />
自然検索やPPC、メールや直接の訪問、被リンク経由など、さまざまなチャネルからトラフィックを横断的に分析することによって、最適な予算配分へ活かすことが大事であると書いてあります。また、実装方法としてまずは均等配分モデル（flat multi-touch attribution model）を推奨し、Google Analytics を利用した設定方法も解説しています。</p>

<p></p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="喜ぶアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_pleasure.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>【アトリくんの視点】
アトリビューションの考え方になじんでいる人にとっては当たり前な内容かもしれませんが、業種ごとのデータやコンバージョンパスについても解説してあり、とても丁寧なレポートでした。まずは均等配分モデルでというところも、アトリくん的には好みです！SEW（Search Engine Watch）にも<a href="http://searchenginewatch.com/article/2159876/Multi-Touch-Attribution-Study-Finds-Organic-Search-Greatly-Undervalued">紹介記事</a>があるので併せてご覧下さい。
</td>
  </tr>
</table>]]>
        
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    <title>MediaMindとEncore Media Metricsがアトリビューションについてのパートナーシップを発表</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000112.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.112</id>

    <published>2012-03-08T20:58:46Z</published>
    <updated>2012-03-08T21:19:45Z</updated>

    <summary>MediaMind and Encore Media Metrics Annou...</summary>
    <author>
        <name>杉原剛</name>
        <uri>http://www.atara.co.jp</uri>
    </author>
    
        <category term="ソリューション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ニュース" label="ニュース" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="第三者配信" label="第三者配信" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="encoremediametrics" label="Encore Media Metrics" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="mediamind" label="MediaMind" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<p><a href="http://www.mediamind.com/mediamind-and-encore-media-metrics-announce-partnership-customers-benefit-integrated-attribution-sol">MediaMind and Encore Media Metrics Announce Partnership: Customers to benefit from integrated attribution solution for ad campaign analysis</a></p>

<p>世界中で第三者配信アドサーバーを展開するMediaMindが、そのプラットフォームの拡張としてクロスチャネル/フルファンネルのアトリビューション機能でパートナーシップを発表した。本パートナーシップにより、マーケターは出力される強力なアトリビューションレポートを通じて、アクショナブルなインサイトを得ることができるとしている。</p>

<p><a href="http://www.mediamind.com">MediaMind</a><br />
<a href="http://www.encoremetrics.com">Encore</a></p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="驚くアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_surprise.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>【アトリくんの視点】
MediaMindさんは以前<a href="http://www.attribution.jp/000102.html">Attribution.jpでの対談</a>でもアナリティクス機能の強化を表明していましたので、その取り組みの一環だと思います。ディスプレイ広告のビュースルーを含め、少なくともネット上の施策についてはフルで取得できるようになったのは画期的です。ディスプレイ広告部分を担う第三者配信ベンダーと、ディスプレイ広告以外の取得や分析には強い（ただ、ディスプレイ広告のビュースルーデータの取得が難しい）解析ツールベンダーのタッグは自然な流れですし、この提携に限らず、双方様々なパートナーシップもありえるかもしれません。というのもユーザー企業は色々なプラットフォームを活用しているので、どの組み合わせでもアトリビューション分析ができるというのは理想ですよね。期待大です！
</td>
  </tr>
</table>]]>
        
    </content>
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    <title>CPAからアトリビューション系指標へ移行するためにやらなければならない3つのステップ（Fringe81ブログより）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.attribution.jp/000110.html" />
    <id>tag:www.attribution.jp,2012://2.110</id>

    <published>2012-03-02T00:44:20Z</published>
    <updated>2012-03-02T00:54:27Z</updated>

    <summary>CPAからアトリビューション系指標へ移行するためにやらなければならない3つのステ...</summary>
    <author>
        <name>杉原剛</name>
        <uri>http://www.atara.co.jp</uri>
    </author>
    
    <category term="コラム" label="コラム" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="fringe81" label="Fringe81" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.attribution.jp/">
        <![CDATA[<p>CPAからアトリビューション系指標へ移行するためにやらなければならない3つのステップ<br />
（Fringe81ブログより）<br />
<a href="http://www.fringe81.com/blog/?p=1017">前編</a><br />
<a href="http://www.fringe81.com/blog/?p=1161">中編</a><br />
<a href="http://www.fringe81.com/blog/?p=1209">後編</a></p>

<table border="0" cellpadding="5">
  <tr>
    <td><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="はちまきアトリくん" src="http://www.attribution.jp/atori/atori_hachimaki.jpg" width="177" height="177" class="mt-image-none" style="" /></span></td>
    <td>【アトリくんの視点】
すばらしい！大作ですね。媒体を役割で評価するのは大事なアプローチだと思います。アトリビューションは先のビジョン（目標、測定/評価環境など）を見据えた上で、今できることを一歩一歩進めることが肝要かと思います。
</td>
  </tr>
</table>]]>
        
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