MediaMind

MediaMind(続)

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MediaMindのレポートのROI指標各種について補足。

1. ROIメトリクス各種
ポストクリックやポストインプレッションを「アクション」としてそのアクションの価値を自ら定義。アクションの価値の合計をレベニューとして、そのレベニューをもとにROI/ROASを算出する。

A. Cost per click
メディアコストをクリック数で割って算出

B. Cost per Conversion
メディアコストをコンバージョン数で割って算出

C. Total Revenue
アクションバリュー× アクション数で算出
※アクションバリューは、メニュー単位で定義する(Aというメニューのクリックを○円/ コンバージョンを○円 など)
※例:広告Aになんらか接触してコンバージョンしたことを1,000円のバリューとして、そうなった人が10人いた場合、Total Revenueは10,000円

D. ROAS
Total Revenueをメディアコストで割って算出
※例:メディアコストが4,000円の場合、10,000円÷4,000円=2.5円

E. ROI
粗利(Total Revenue-メディアコスト)をメディアコストで割った率
(10,000円-4,000円) ÷ 4,000円= 150%

2. Other Channel Impact Rate
最終的に上がったリスティングのコンバージョンのうち、何%がディスプレイの影響をうけているかを下記の通り算出

ディスプレイに接触もしているリスティングコンバージョン総数
÷
リスティングコンバージョン総数
×
100

例:リスティングで4件のコンバージョンが計上されている場合のディスプレイの影響率

コンバージョン1の接触経路 ディスプレイ → ディスプレイ → サーチ
コンバージョン2の接触経路 サーチ → サーチ
コンバージョン3の接触経路 ディスプレイ → サーチ
コンバージョン4の接触経路 サーチ

ディスプレイに接触しているリスティングコンバージョン総数(2)
÷
リスティングコンバージョン総数(4)
=50%

4つの経路のうち、ディスプレイを含むものが1つしかなければ1÷4=25%の影響率。

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MediaMind

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【概要】
MediaMind(旧Eyeblaster)は、米MediaMind社のインターネット広告第三者配信テクノロジー。
第三者配信で幅広くアドネットワークに対応し、一元的にビュースルーを含めたコンバージョンパスを測定できるという意味では、アトリビューションに最も適したポジショニングにある測定ソリューションと言ってもいいと思われる。

Channel Connect For Search(CC4S)によってリスティング広告とディスプレイ広告のパフォーマンス測定、影響度合を測ることが可能。モバイル対応の Channel Connect For Mobile(CC4M)や2011年に予定されている自然検索への対応など、対応チャネルは今後増やしていく計画とのこと。

【アトリビューション関連機能】

  • 初回接触と直近の9個の合計10経路までがデフォルトで測定できる。有償で100経路まで拡大可能。
  • コンバージョンパスのローデータは追加費用が必要だが取得可能。
  • チャネル別、経路別のコンバージョン数がわかる(例:バナーに2回接触、その後リスティング広告を経由してコンバージョンしたユーザがx名など)
  • Other Channel Impact Rateという、コンバージョンのラストタッチの媒体が、その他の媒体にどの程度影響を受けたかを把握できる指標がある。MediaMind独自のアルゴリズムで算出。
  • コンバージョン寄与率をユーザの接触経路全体から評価(要追加費用)

【利用条件】

  • リスティング広告はYahoo!、GoogleのAccount情報が必要(API経由で情報を取得するため)
  • ディスプレイ広告はMediaMindで配信を行うこと

【配信可能アドネットワーク】

  • Advertising.com
  • impAct
  • MicroAd
  • ADJUST

【連携ソリューション】

  • アドビシステムズ社のAdobe SiteCatalyst®, powered by Omnitureと、マーケティング統合プラットフォームAdobe® Genesis®, powered by Omniture®を通じて連携。MediaMindのビュースルーデータをSiteCatalystのレポートに取り組み、サイト解析データと合わせた分析が可能。
  • 認証プロセスを経て連携しているサーチの自動入札ソリューション: KENSHOO、Adobe SearchCenter、Efficient Frontier、SearchIgnite

【事例】
Hyundai Case study(英語版)
http://www.mediamind.com/data/uploads/ResourceLibrary/MediaMind_Case_Study-Hyundai_Integrates_Search_and_Display.pdf

国内初の「Attribution Management(貢献度評価)」に関する評価テストの取組みを開始。
http://www.asakonet.co.jp/news/detail.php?id=0000034

【ホワイトペーパー】
Search and Display Research Note(英語版)
http://www.mediamind.com/Content.aspx?page=resource&id=86

【日本国内の問い合わせ先】
Support_JP@mediamind.com

【アトリくんの視点】

標準のレポート機能だけでも充実しているので、これだけでもある程度分析は可能。ローデータも入手できるので深い分析も可能。ローデータは、広告種別、サイズ、動画/リッチメディアなどの識別もできるので、例えばリッチメディアはスタンダードバナーよりも検索数への影響度合いが高かった、などといった分析もできる。リスティング広告、ディスプレイ広告以外のチャネルへの展開は今後期待したい。

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